日本のアニメ文化を紹介するエキスポ「C3日本動玩博覧」が3月14日~16日の3日間、灣仔の香港コンベンション&エキシビションセンター(HKCEC)で開催された。
ほぼ日本企業による直接出展が同イベントの特徴。バンダイブースではガンプラの新作を展示したりするなどフィギュア、キャラクターグッズを展示・販売するブースを中心に大勢のアニメファンが詰め掛けた。物販コーナーを設けたKADOKAWAは、先に発表していた3月22日からスタートする日本最大級のコミックウェブサイト「コミックウォーカー」を英語・中国語と多言語で展開することをあらためて発表するなど、各ブースアニメを主軸としたアジアへの展開に積極的取り組む様子が窺える。
大型ステージでは連日イベントを展開。14日には、「Ani-son Animating HK 2014 2nd」と題して、影山ヒロノブさんほか日本の声優が集まりアニソンライブを披露したり、「銀河機攻隊 マジェスティックプリンス」のスペシャルステージが行われたりするなど日本から来港したゲストによるパフォーマンスプログラム数が多かったのも特徴。
「ラブライブ! School idol project」などのトークライブのステージ鑑賞チケットは販売と同時に数分で完売したといい、スクールアイドルグループとして活動する同アニメの「μ’s(ミューズ)」からは新田恵海さん、内田彩さん、三森すずこさん、Pileさん、楠田亜衣奈さん、久保ユリカさん、徳井青空さん7人が来港してトークライブを開いた。ほかにも「SKE48 CAFE&SHOP」が出店し、同グループからは二村春香さん、岩永亜美さん、木下有希子さんが会場を訪れ、スペシャルライブを行ったり、グッズの販売を行ったりしていた。
一定条件を超えればコスプレーヤーは無料で入場できることもあり、コスプレゾーンで来場者からの撮影希望に快く応じるなど、日本のアニメイベントと同じような盛り上がりを見せて幕を閉じた。