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灣仔・ルネサンス香港にオールデイダイニング「Food Studio」

ウニや新鮮なロブスター、和牛ビーフを使用したシグネチャーメニュー

ウニや新鮮なロブスター、和牛ビーフを使用したシグネチャーメニュー

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 香港・灣仔にある「ルネサンス香港ハーバービューホテル(Renaissance Harbour View Hotel Hong Kong」(1 Harbour Road, Wan Chai, Hong Kong TEL 2802 8888)に8月28日、ビュッフェスタイルを基本に展開したオールデイダイニング「Food Studio」がグランドオープンした。マリオット・インターナショナルが展開するライフスタイルホテルブランド「ルネサンス」の香港拠点である同ホテルは、ビクトリアハーバーを望むロケーションと、アートやカルチャーを融合させたデザイン性の高い空間を特徴とする。

右中央から時計回りに「トマトコンフィ添えウニリゾット」、「ウニタコス」、「デビルド エッグ」、「ウニパスタ」

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 ホテルのレセプションフロアから少し上がった中2階に位置し、約120席を備える広々とした空間で、朝食からディナーまで多国籍料理を提供する。宿泊客以外も利用できる。店内は木材と石材を基調にしたナチュラルなトーンで統一し、内装は湾仔のフェリーやトラムに着想を得て、ノスタルジックな香港のディテールと洗練されたモダンデザインを融合したという。オープンキッチンを随所に配置するほか、インテリアには地元アーティストによる抽象画や、海をモチーフにした彫刻作品を配置した。

 料理はアジア・中東・西洋の3つのライブステーションを中心に構成し、時間帯ごとに異なるメニューを用意する。最大の特徴はディナータイムの食材の豊富さ。軽食も用意するがビュッフェを基本に、「量より質を重視した」という。ウニ、キャビア、和牛、ロブスターなど、ビュッフェでは珍しい高級食材を提供する。

 看板メニューには、手のひらサイズののりにご飯、ウニ、キャビアを載せたもの、ケージフリー卵を使ったゆで卵を使って仕上げたデビルドエッグとキャビア、コンフィトマト添えウニのリゾット、ウニパスタ、蒸しロブスターなどはディナー限定メニューとして、ローテーションで用意する。

 ロブスター入りのラクサ、ガーリックロブスター炒飯、和牛カルパッチョ、四川風スパイス和牛、じか火焼きタイガーエビ串などを並べる。丸焼きオーストラリア産ラムレッグ、ローストサーモン、子豚の丸焼きも用意した。氷上に並ぶシーフードセレクションには、ロブスター、タラバガニ、ホタテ、ズワイガニの脚、ウミツブガイ、ムール貝などを並べ、自家製サーモン燻製(くんせい)などもそろえる。

 デザートは、バスク風チーズケーキ、ヴァローナ・ラズベリーチョコレートケーキのほか、オーストラリア発祥の伝統的なスイーツである抹茶とイチゴの「ラミントン」やレモンメレンゲタルト、ピスタチオシューなどをそろえた。季節のペイストリーや祭りにインスパイアされたスイーツは年間を通じて入れ替え、「常に新しさを提供する」という。移動式ワイントロリーやエスプレッソマティーニなどのカクテルをタップでも提供する。8人~24人を収容できる3つの個室は、誕生日会、企業ランチ、家族集まりなどの利用を想定した。

 エグゼクティブシェフのオーウェン・パンジカさんは「フロア全体を稼働中のスタジオのように扱う」と話す。「調理、盛り付け、仕上げを目の前で披露し、お客さまに職人技を楽しんでいただく。注文を受けてから蒸すロブスターから、その場で焼き上げる和牛まで、内容とタイミングの両方に注力した。ペアリング、料理教室、ワインディナー、テーマ別のスタジオナイトも開く予定」と話す。

 価格は、ランチ(月曜~金曜)=大人422.4香港ドル、子ども254.4香港ドル、ランチ(土曜・日曜・祝日)=同478.4香港ドル、同=286.4香港ドル、ディナー(月曜~金曜)=同678.4香港ドル、同406.4香港ドル、ディナー(土曜・日曜・祝日)=大人734.4香港ドル、同466.4香港ドル。提供時間は、ランチ=12時~14時30分、ディナー=18時30分~21時30分。オープニングを記念して11月27日まで、公式サイトでは25%引きで受け付ける。

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