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香港「Mott32」がメニュー刷新 アップルウッドの北京ダックもアレンジ

北京ダックを中心に刷新した「Mott32」のアラカルトメニュー

北京ダックを中心に刷新した「Mott32」のアラカルトメニュー

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 香港で人気のある広東料理のファインダイニング「Mott32(モットー・サーティートゥ)」(Basement, 4-4A Des Voeux Road, Central, Hong Kong TEL 2885-8688)が6月2日、北京ダックを中心に刷新したアラカルトメニューの提供を始めた。

シグネチャーのアップルウッドロースト北京ダックをアレンジした、新メニューのハイライトとなる北京ダック

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 スタンダードチャータード銀行本店地下にある大型中華料理レストランは2014年に誕生し、今や世界で最も受賞歴のある中華レストラン・ブランドの一つになっている。同店は、「西洋と東洋の文化を巧に取り入れ、伝統に根ざしながらも、モダンな中華ファインダイニングを再定義してきた」とされる。香港を旗艦店としてスタートし、現在ではラスベガス、バンクーバー、シンガポール、ドバイ、トロント、バンコク、ソウル、セブをはじめ、ロサンゼルス、ロンドン、スコッツデール、ブダペスト、リヤド、マニラ、バリ、メルボルンで展開している。

 新メニューのハイライトは、もともとメニューの軸に据える北京ダックで、シグネチャーであるアップルウッドロースト北京ダックをアレンジしたもの。北京ダック「42天飼養北京片皮鴨(蘋果木燒)配特級黑魚子醤」は、従来のアップルウッドロースト北京ダックをアレンジしたもの。皮のパリパリ感、脂ののりの良さ、肉の柔らかさが「理想的な割合」であるようセレクトしたアヒル1羽から8カットのみを切り出す。手作りのバオにキャビアをたっぷりと載せ、伝統的なスタイルでテーブルサイドで提供する。

 イベリコ豚の焼き豚「蘋果木煙燻黑毛豬叉燒」も黄山ハニー添えて再登場した。Pluma(プルマ)という肩から背中にある小さな部位は1頭から2つしか取れない希少な部位をアップルウッドで燻製(くんせい)し、特注デザインのボックスに入れてテーブルサイドに並べ、香ばしいスモークを立たせる演出で提供する。

 その他、イベリコ豚のチャーシュー入りのパイナップルパン「叉燒菠蘿包」や、紅茶で燻製したダックにポメロ添えたサラダ「樟茶鴨柚子沙律」は、クスノキで燻製したカモの胸肉に、グリーン、季節のベリー、トーストしたナッツ、鮮やかなレモンハニードレッシングを合わせ、燻製香とレモンハニードレッシングのバランスを取っている。

 香ばしい黄山蜂蜜と自家製のキンモクセイの花びらでコーティングした一口サイズのうなぎ「桂花蜂蜜脆●球」もそろえる。

 酸味のある梅のパンナコッタにクリーミーなココナツアイスクリームを重ね、ローゼルとイチゴの雪のようなグラニテで仕上げたデザート「日本酸梅●凍配洛神花冰」も登場した。

 同店を展開するマキシマル・コンセプツの共同設立者兼董事總經理のマルコム・ウッド(Malcolm Wood)さんは「最高の食事とは、食事だけでなく、思い出を共有することと信じてきた。自分たちは『セレモニーの達人』。新しく生まれ変わった料理で、これまで以上に喜んでもらえれば」と話す。

 営業時間は、ランチ=11時30分~14時30分、ディナー=17時30分~23時。

 ●=魚へんに善、女へんに乃。

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