香港の都市探索プラットフォーム兼カルチャーブランド「SCANNOW」が現在、台湾のライフスタイルメディア兼ブランド「EVERYDAY OBJECT」と共同で、初の海外ポップアップセレクトショップ「The EVERYDAY OBJECT Select Shop By SCANNOW@EAST」を太古にあるイースト香港(香港東隅)で開催している。
今回のポップアップショップは、3カ月の期間中、月替わりでテーマを定め、5月は「Way To Travel」、6月は「In The Office」、7月は「At Home」で順次展開する。香港と台湾から計60以上の個性豊かなローカルブランドを集めた。ポップアップショップでは、トラベル用品・仕事道具・アート作品などを販売する。
現在は、旅行好きな香港人に向けて、「Way To Travel」というテーマで、香港と台北の両都市から選んだTシャツ、帽子、靴、腕時計、タオル、スリッパ、保温・保冷ボトル、香水、文房具など、「シンプルでスタイリッシュな」旅行グッズを紹介している。香港と台湾のローカルブランドからのバッグやアクセサリーなども展開する。
「旅行は目的地だけでなく過程そのものに意味がある」とし、旅人の感性を刺激するアイテムを紹介。例えば、香港から出展する「Still House」は精緻な裁断による都市型衣服を提案するほか、香港の「縁木種子」は、種子や倒木を素材にしたアクセサリーを扱う。
台湾ブランドの「梅波」は、ガラスビーズ刺しゅうのアクセサリーを並べ、同じく台湾の「Kamaro’an」は、原住民文化をモチーフにした草編みバッグを用意した。台湾の文具ブランド「ANTOU岸頭設計」の多機能ペン、スキンケアブランド 「buuni」、香水ブランド「eyecandle」、香港の香水ブランド「LLEMS 念舍」など、旅を彩る小物もそろえる。
飲食面では、香港の「CH.EESE DEPARTMENT. 」がコーヒーと紅茶をブレンドした「鴛鴦味」缶に詰めたチーズケーキを限定販売するほか、香港ブランド「五味雜陳」が中国伝統の薬草や漢方素材をベースにしたリキュール「中式草本酒」を提供。台湾ブランド「aged」 は地元食材を使った調味料を紹介するほか、ペット用品ブランド 「momotone」も参加する。
ブックコーナーでは、旅行ガイドブックや写真集なども多数取りそろえた。台北のメディア関係者KKlivehighとグラフィックデザイナー傅文豪さんによる写真集「瀬戸内海的風 Setouchi: Whispers of the Wind」や、台湾の旅行作家datoさんによる「海街日日:把鎌倉放口袋」、香港の作家による書作までそろえる。
今回のポップアップストアはイースト香港1階にあるカフェ「Domain」で開催していることから、台中の「SUMUGAGA COFFEE ROASTERS」から直送したローカル焙煎(ばいせん)豆を数量限定で販売する。
SCANNOWは2018年の設立以来、ブランド、人、文化を再び結ぶことを目標して、モバイルアプリ「Explore to Earn」を通じて、ユーザーに「街へ出かける」ことを促し、オンライン・オフラインのイベントを企画、開催してきた。今回、台北からブランドを招いたことで、両都市の交流を促進する意味も持たせる。
SCANNOW創業者のウィング・リョン(Wing Leung)さんは、今回のコラボレーションについて、「私たちは香港だけでなく、SCANNOWが世界中のクリエーティブな力を結ぶ架け橋となることに尽力する。今回のポップアップセレクトショップが、慌ただしい社会のペースの中で、人々が温もりのある日常を取り戻すきっかけとなる空間を提供できれば」と話す。「EVERYDAY OBJECT」のエリック・チウ(Eric Chiu)編集長は「今回のSCANNOWとのコラボレーションは香港の読者と直接交流し、本場の台湾の生活を最も体感できる貴重な機会」とアピールする。
営業時間は7時~19時。7月31日まで。