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香港のフレンチダイニング「LALA」、日替わりメニュー提供開始

テリーヌなどをパイ生地で包んだ「パテ・アン・クルート」

テリーヌなどをパイ生地で包んだ「パテ・アン・クルート」

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 香港・中環のSoHoエリア擺花街に今年オープンしたフレンチ・ダイニング「LALA」(G/F, 29 Lyndhurst Terrace, Central. TEL 2506 0990)が11月12日、平日ランチとディナーの新メニューを発表した。

正午から解放されるテラス席ではコーヒーやカクテルを楽しむことが可能

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 かつてリッツカールトン東京で働き、ミシュランシェフのフランクリー・ラルム(Franckelie Laloum)シェフとマイケル・ラーキン(Michael Larkin)さんが手がける同店は、「フランス料理の伝統を守りながらも、格式張らない」ことなどで常連客が集まるようになった。マイケルさんの「陽気な接客」に引かれて足を運ぶリピーターもいるという。

 そうした常連客が毎日来ても違ったメニューを楽しむことができるように、新たに提供を始めたのがセットランチ(358香港ドル)で、定番のシグネチャー料理の選択に、日替わりのスペシャルを加えた構成。セットメニュー内のアラカルト2種類、メイン2種類は毎日違う内容から選択できる。

 追加したスペシャルメニューの中には、クラシックなフランスの前菜で、テリーヌなどをパイ生地で包んだ「Pate en Croute」、みそマスタードで和のアクセントを加えたビーフタルタル「Beef Tartare with Miso Mustard」、香草とニンニクで香ばしく仕上げたカエルの足「Parsley Garlic Frog Legs」などを並べる。

 新たに始めたディナーセット(888香港ドル)はシェアスタイルで提供。前菜には、かんきつでマリネしたハマチのカルパッチョ「Citrus-marinated Hamachi」と、昆布・トリュフ・キャビアをふんだんにあしらった冷製カッペリーニ「Chilled Capellini with Kombu, Truffle and Caviar」を用意。その後、メインとなる、ブルーロブスターと黄ワインソースで仕上げた「Vol-au-vent "LALA"」が続く。

 メインディッシュは2種から選択可能。ローストチキンとコシヒカリのリゾット「Roasted Chicken with Koshihikari Rice」、または、炭火焼きのリブステーキにフレンチフライを添えた「Charcoal-grilled Cote de Beuf with fries」から選べる。締めは、「自家製ペストリーの盛り合わせ」(House-made Pastries)を提供する。アラカルトメニューも刷新し、秋の味覚を取り入れた新作が登場。ホタテのソテー「Saint-Jacques」や、栗とキノコの温かいスープ「Soupe」は、季節感と滋味を兼ね備えたという。

 メインには、地中海の白身魚を使った「Atlantic Meagre with Vierge Sauce」や、濃厚なソースで仕上げた「Endive」などを加えた。人気の北海道産ホタテのラビオリ「Hokkaido Scallop Ravioli with Basil Ginger Butter」や、赤ワインで煮込んだ和牛ほほ肉「Red Wine Braised Wagyu Beef Cheek」はメニューに残した。

 さらに、ハムやソーセージ、パテなどの盛り合わせであるシャルキュトリー「Duculty Charcuterie Selection」には、要望の多かった「アルチザンチーズ」を新たに加えた。

 料理のほか、空間の使い方にも工夫を凝らす同店。昼はテラスでもコーヒーや軽食を楽しめるようにするほか、木曜夜には「Thirst-Days」と題したカクテルイベントを開くなど企画もめじろおしだ。

 営業時間は、ランチ・ブランチ=12時~15時、ディナー=18時~23時。

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