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香港でルイ・ヴィトンがバー「Bar Leone」とコラボ 伝説のバーへのオマージュ

Yum Sing Barのレトロな雰囲気を温かみのある木材と柔らかな照明で表現した店内

Yum Sing Barのレトロな雰囲気を温かみのある木材と柔らかな照明で表現した店内

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 香港の繁華街の一つである銅鑼湾にあるショッピングモール「利園一期」(Lee Garden One)内の「ルイ・ヴィトン」が1月20日、香港にあり、世界ナンバーワンのバーに輝いた「Bar Leone」とのコラボレーション企画としてポップアップのバーエリアを登場させた。同企画は同施設完成20周年と店舗拡張のグランドオープンを記念したもの。かつてリーガーデンズホテル内に存在した「Yum Sing Bar(飲勝●)」に着想を得た形で、新作のカクテルやモクテルを提供する。

今回のポップアップで限定展開されるドリンク

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 「Yum Sing Bar」は1971年に開業し1993年に閉店するまで、カクテルとライブミュージックで組み合わせた社交場として、当時の香港のナイトライフを象徴する存在だった。バー文化が未成熟だった時代に国際的な交流拠点ともなった。今回の企画では、その空間や雰囲気を現代的に再解釈し、ルイ・ヴィトンとBar Leoneが共同でドリンクメニューと空間演出を構成する。

 吹き抜けになったLee Garden Oneのアトリウムには、16基のモノグラムランタンによるインスタレーションを設置している。建物本来の建築デザインに呼応する形で配置し、ルイ・ヴィトンの店舗拡張とリーガーデンズ創立103周年を記念する演出としても展開する。ランタンは、伝統的な意匠と現代的なクラフトマンシップを組み合わせたデザインに仕上げた。

 バー空間は、Yum Sing Barのレトロな雰囲気を再現。ルイ・ヴィトンのアイコニックなモチーフをあしらったシートや温かみのある木材の仕上げ、落ち着いた色調の柔らかな照明が織りなす空間に仕上げた。当時の椅子やカーペットをカスタムメードで復刻したエリアは、テーブル24席、カウンター8席の計32席を用意。当時のカクテルも再現し、懐かしさを演出する。

 ドリンクは、Yum Sing Barの名を冠した期間限定メニューが中心。シャンパーニュをベースにラズベリーコーディアルとバイオレットの香りを合わせたキール・ロワイヤルや、ジンと茅台酒にエルダーフラワーを加え、キュウリコーディアルとソーダで仕上げた「リーガーデンズ・スペシャル」などをそろえる。

 地元焙煎(ばいせん)のコーヒーに塩クリームとカルダモンを合わせた「Yum Sing Cafe」や、グレープフルーツとラズベリーを用いたノンアルコールカクテルも用意。Bar Leoneのシグネチャーカクテル「マサ・マルガリータ」も期間中提供するが、これは焼きトウモロコシ風味のテキーラにスロー・ジン、ライムコーディアルを合わせた「香ばしさと奥行きのある味わいが特徴」だという。

 Bar Leoneは2023年に香港のソーホー地区に開業し、2025年の「The World’s 50 Best Bars」でアジアで初めて、世界1位に輝いたバー。イタリアのバール文化を背景に、気取らない雰囲気の中でクラシックカクテルを再解釈するスタイルを特徴とし、「Cocktail Popolari(庶民のカクテル)」をコンセプトに掲げている。

 期間中は予約制のダイニングセットのほか、当日来店による利用も空席状況に応じて可能となる。3月15日まで。

 ●=口へんに巴。

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