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香港エアポートエクスプレス、インタウンチェックインさらに2社拡大へ

香港との行き来の多い台湾を起点とするチャイナエアライン系会社もインタウンチェックインを再開

香港との行き来の多い台湾を起点とするチャイナエアライン系会社もインタウンチェックインを再開

 香港国際空港と市内中心部を結ぶ交通手段であるエアポートエクスプレス(Airport Express)が3月17日からイースター休暇に向けて、段階的にサービスを拡充する。17日から中華航空(China Airlines)と華信航空(Mandarin Airlines)が香港駅でのインタウン・チェックインサービスを始める。

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 かつてコロナ禍前には多くの航空会社が同サービスを提供しており、乗客は市内で搭乗手続きと荷物預けを済ませ、空港まで最小限の手荷物で移動できる利便性が高く評価されていた。コロナ禍後は縮小していたが、今回2社を追加する。

 香港駅では既にキャセイパシフィック航空、香港航空、カンタス航空、シンガポール航空が対応してきたが、今回、中華航空と華信航空が加わり、計6社がサービスを提供することになる。九龍駅でもキャセイ、香港航空、カンタス航空が対応しており、利便性は回復途上にある。

 サービス時間は航空会社ごとに異なるが、中華航空と華信航空は毎日9時から18時まで利用可能。出発の24時間前から90分前までの便が対象となる。これにより、乗客は市内で余裕を持ってチェックインを済ませ、空港へ直行することができる。エアポートエクスプレスは、香港国際空港と市内中心部を最速で結ぶ鉄道で、香港駅からでも約24分で空港へ行くことができる。日本行きがあるキャセイと香港航空は現在、香港駅では朝6時からサービスを提供し、それぞれ23時と19時まで受け付けている。

 さらにMTRは、3月27日から5月3日までのイースター期間に各種運賃プロモーションを展開する。グループ割引は、2~4人で一緒に乗車する場合、通常より大幅に割安となる「グループチケット」を販売する。例えば青衣~空港間では、4人グループで1人当たり、わずか42.5香港ドル。香港駅~空港間は4人利用で1人70香港ドル、九龍~空港間は4人利用で1人香港62.5香港ドルと、複数人での移動に最適な価格設定にし、タクシー移動に競争力がある設定にした。

 これまで同様、タクシー連携割引も継続し、当日発行の50香港ドル以上のタクシー領収書を香港・九龍・青衣駅のカスタマーサービスセンターで提示すると、空港駅までの乗車が半額になる。1枚の領収書で最大5人まで割引を受けることができる。

 香港在住の60歳以上が対象の「楽悠カード」利用者は、空港までの運賃が半額となる。香港~空港間=60ドル、九龍~空港間=52.5ドル、青衣~空港間=36.5ドルと、シニア層に「優しい」料金が適用される。3~11歳の子どもの有効な「Child Octopus」を利用すれば無料で乗車可能。香港・九龍・青衣から空港までの片道、または同日内のアジアワールド・エキスポ駅との往復が対象となる。

 加えて、香港セブンズの開催に合わせ、観戦チケットキャンペーンも展開。3月15日から28日までにエアポートエクスプレスを利用したMTRモバイル会員は、4月2日に実施される抽選イベントに参加でき、香港国際セブンズ決勝戦のペアチケットが当たるチャンスを用意する。

 5月にも第2ターミナルの再開を予定しているほか、中東情勢の中で貨物機を含めた物流の対応にもさらに余力がある姿勢を示すなど積極的な姿勢を見せる香港の航空業界だが、エアポートエクスプレスのインタウンチェックイン拡大は、観光・ビジネス需要回復を見据え、利便性と付加価値を高める施策を積極的に打ち出す香港の国際ハブとしての競争力強化に寄与するものと期待される。

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