香港・尖沙咀の特設会場(Viewing Platform,Level6,Marco Polo Hong Kong Hotel)で10月17日から、恒例の「マルコポーロ・ジャーマンビアフェスト」が開催される。現在、同イベントを目前に控えチケット販売と団体席の受け付けがスタートしている。
今年で23回目を数える同イベントは、本場ドイツミュンヘンの16日間を超える23日間開催し、アジア最大規模を誇るという。今年も連日、ビールと音楽の祭典が繰り広げられる。
メーンの提供ビールは、ミュンヘンの伝統的ビール「レーベンブロイ」。今回も同ブルワリーで限定醸造されたビール「レーベンブロイ・オクトーバーフェスト」を用意した。これは1810年からミュンヘンの同イベントでも毎年提供してきたもので、「通常のものよりも芳醇(ほうじゅん)な香りとまろやかさを楽しめる琥珀(こはく)色のラガービル」という。1日限定200杯。
このほか、ポークナックルやウインナの盛り合わせをはじめとする料理など、大皿でシェアをしやすいドイツ料理を用意している。(145香港ドル~)。ビールと料理に加え、会場にはアコーディオン、クラリネット、トランペット、ギター、バリトン・ホルンにボーカルなどで構成する伝統音楽のスタイル「オーバークライナー」による恒例の生バンド演奏が各日19時30分から登場。音楽やゲームなどで会場を盛り上げたり、ステージ上で「チキンダンス」を披露したり、来場者が一体となり連なる「ジェンカ」などで盛り上がりを見せる。
昨年度の入場者数は5万3000人を超え、7万1000リットルのビールと2万5000個を超えるプリッツェルが消費されたが、今年はそれ以上の人出を見込んでいる。チケットは特設ウエブサイトまたは電話で販売し、20人以上の団体客は前払いをすれば事前にテーブルを確保することもできる。
また主催のマルコポーロホテルでは、同期間中連続で2泊3日滞在する宿泊客に向けて、同イベントの入場券を2枚無料で提供するパッケージプランも用意している。
入場料金は、大人=140香港ドル(ビール1杯付き)、子ども=110香港ドル(ソフトドリンク1杯付き)。金曜・土曜はオリジナル陶製ジョッキが付き、大人=240香港ドル(ビール1杯付き)、子ども=120香港ドル(ソフトドリンク1杯付き)。連日18時~19時はハッピーアワーで、オクトパスカードを使って購入すれば、その場でドリンク1杯が無料になる。
開催時間は18時~23時(土曜・日曜は23時30分まで)。会期は11月8日まで。