キャセイパシフィック航空姉妹会社の香港ドラゴン航空は12月22日、羽田に就航することを発表した。同社にとって、日本の就航都市は毎日1便の福岡と週4便の沖縄に次ぐ3路線目となり、東京はアジア域内での運航ネットワーク増強を続ける同航空にとって16番目の都市となる。来年の3月30日から運航をスタートさせる予定だ。
同路線の深夜早朝便は、香港エクスプレス航空が毎日を就航させているほか、ANAも週3便を復活させたばかり。新設するフライトのスケジュールは、香港発18時10分・羽田着23時30分、羽田発深夜1時45分・香港着早朝5時30分。
運航機材は2クラス構成のエアバスA320型機(総座席数158席)。福岡および沖縄発着のフライトと同様に全便ともキャセイパシフィック航空とのコードシェア便とし、ビジネスクラスの乗客は今月上旬に開設したばかりのキャセイパシフィック・ラウンジの利用を可能とした。
同航空のアルジャーノン・ヤウ最高経営責任者は「アジア域内で拡大を続けるネットワークに東京が加わることを大変喜ばしく思う。東京はビジネスやレジャーを問わず、香港からの旅客にとって重要な旅行目的地に他ならない」とした上で、「一方で東京発の旅客にとって深夜に羽田を出発するデーリー便は仕事を終えてからの週末などを利用した短期間での香港旅行、また世界各地へ向けて香港を午前中にたつフライトへ乗り継ぐ際には便利な選択肢となる」と同路線の意義を説明する。
スケジュールの詳細は政府認可申請中。