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香港にスペイン料理店オープンラッシューエル・ブジ出身シェフが出店

スペインを感じさせる内装で、広々とした広々としたメーンダイニング

スペインを感じさせる内装で、広々とした広々としたメーンダイニング

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 香港・湾仔(ワンチャイ)にスペイン料理店「Catalunya(カタルーニャ)」(32 Oi Kwan Road, Wan Chai)がソフトオープンして1カ月が過ぎた。同店は、シンガポールに次ぐアジア2号店。

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 世界に名をはせながら2011年突然閉店したスペイン料理の名店「El Bulli(エル・ブジ)」で10年のキャリアを積んだシェフ、Alain Devahive Tolosa(アラン・デーバーハイブ・トロサ)さんが開いた。20人のシェフは、それぞれミシュランの星を獲得したレストランで経験を積んだベテランばかりだ。

 オープンに先立ち4月に行われたVIPイベントには、アランさんとの深いつながりがあり「エル・ブジ」総料理長でもあったFerran Adrian(フェラン・アドリア)さんも駆け付け、弟子の門出を祝った。

 内装はシンガポール店と同じくニューヨークの著名なデザインファームAvroKOが手掛け、スペインから白・黒・青のモザイクタイルを輸入するなどして、伝統的な素材を使いながらもモダンな内装に仕上げた。店内の至る所でスペインテイストを演出する。総面積は8000スクエアフィート(約720平方メートル)。140席5000スクエアフィート(約450平方メートル)のメーンダイニングルームのほか、キッチンを眺めることができる16席のプライベートルーム、オープンカフェやカクテルラウンジなども用意し、用途によって選べるようにした。

 メニューはレストランのコンセプトと同様、伝統的なスペイン料理をベースとした創作料理を中心とする。その一つ「The Other Spanish Tortilla」は伝統的なスペイン風オムレツ「トルティージャ」をカクテル風にアレンジしたもの。カクテルグラスの底にあるオムレツを、表面にある泡状のジャガイモとオニオンと絡めて食感を楽しむという斬新なスタイルだ。そのほか、店名の由来ともなっているカタルーニャ州の都市バルセロナの人気タパスも数多く用意している。

 客単価はディナー=700香港ドル。レストランは現在ソフトオープン中のため、18時30分より深夜までの営業。近々、ランチやブランチを始める予定。

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