香港・銅鑼湾SOGOで「大京都展」 物産と観光の複合的アプローチ、舞妓の演舞も

催事場には毎年の京都展を楽しみに足を運ぶ人も

催事場には毎年の京都展を楽しみに足を運ぶ人も

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 香港の銅鑼湾SOGOで2月22日、店内3催事スペースで同時期に展開する「大京都展in香港」が始まった。

24日から16階には舞妓も登場する。ブライダル用和装のファッションショーも

 香港で開催される京都府主導の物産展は今回で4回目。今回は同店の3フロア(地下2階、10階、16階)にまたがった大規模な開催となり、合計約30社が出店する。

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 地下2階では、「食品や雑貨の販売」(2月22日~28日)、10階では「高級雑貨や伝統工芸品の販売」(2月22日~3月7日)、16階では2月24日~26日までを「京都観光展」とし、和装ファッションショーや芸妓・舞妓の演舞、京都観光トークショーなども行う。

 開催初日の22日、催事場では、「抹茶だんご」や「抹茶」など実演販売している商品が多くの香港人の注目を集めていた。地下2階の食品売り場は全19社の出展。

江戸時代創業の「七味家本舗」では、主力商品である「七味」の原料の「麻の実」が香港に輸入できないため、代わりに「ショウガ」を入れるなどして海外でも販売できるようにした。パッケージも香港のため、和紙を使い、京都の観光名所をイラストでいれた袋タイプの商品を新しくデザインしたという。健康に対する意識が強い香港人のために、日本国内では取り扱いのない「無塩」の「DASHI(ダシ)」も棚に並べる。

「香老舗 松栄堂」は4回連続出展となる。同社スタッフの合田さんによると、「沈香(じんこう)」や「白檀(びゃくだん)」などの「お香」のほか、地蔵の形をした「香炉」の人気が高いという。「特に「沈香(じんこう)」は香港人だけでなく中国大陸の人からも人気があり、松栄堂の沈香は化学物質を一切使っていないため、沈香目当てでお店に足を運ぶ人も多い」と合田さん。「気に入った物があれば金額に関係なく、まとめ買いされる富裕層の方もいる。4回連続で来てくださる常連の方も多く、本物の良さを知ってもらえているようで大変うれしい」とも。

 24日から16階で始まるイベントでは、京都創業のブライダル企業「ワタベウエディング」と「タカミブライダル」が着物を提供し、ファッションショーを行う。赤や緑などの鮮やかな色彩に金糸の刺しゅうがふんだんに使われた「色打掛」、着物と帯のコントラストが鮮やかな「引き振袖」、和服における男性の正装である「紋付きばかま」の3種類、計4着を着たモデルが登場する予定。

 京都府広域観光戦略課の篠原さんは「香港から京都へのフォトウエディングによる観光誘客に力を入れている。今回のイベントをきっかけに、香港の方にも和装の良さやフォトウエディングに興味を持ってもらいたい」と話す。

 同フェアの開催日程は、地下2階=2月22日~28日。10階=2月22日~3月7日。16階=2月24日~26日。