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2018年の香港マラソン、エントリー受付開始 コースは昨年を踏襲

2018年に開催の香港マラソン受付開始

2018年に開催の香港マラソン受付開始

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 多くの香港市民が参加する冬の風物詩イベントともなっている「スタンダード・チャータード香港国際マラソン」が来年1月21日に開催されることが決まり、8月16日、エントリー受け付けが始まった。

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 1997年に約1000人の参加者でスタートした同大会も、前回は約50カ国、約7万4000のランナーが参加するアジアでも屈指の市民マラソン大会となった。22回目を迎える来年の大会は例年通り、フルマラソン、ハーフマラソン、10キロの3種類で、それぞれ年齢と自己ベストや今大会の予想タイムによってスタート順が振り分けられる。

 制限タイムは、フルマラソン=6時間、ハーフマラソン=3時間、10キロ=2時間。参加枠は、昨年の7万4000人と人数は変わらないが、参加枠が10キロは前年同様3万5000人、フルマラソンは前回の1万7500人から1万8500人へと1000人増えた。その分、ハーフマラソンは1000人減の2万1500人から2万500人になる。

 今回の受け付けから10キロのコースで2人~8人のチームでエントリーする事が可能になった。ただし、各選手同士の走力に差があるとゴールまでにバラツキが出るため、ベストタイムまたは予想タイムが1時間30分01秒から1時間40分の16歳以上の男女ランナーに限られる。

 コースは前回と同じコースを踏襲する。尖沙咀(Tsim Sha Tsui)の彌敦道(Nathan Road)をスタート地点として北上。旺角(Mong Kok)から西に向かい、西九龍(West Kowloon)の途中からは高速道路に上がって北上し、ハーフマラソンは途中で折り返す。フルマラソンはさら進みに青衣(Tsing Yi)や汀九橋(Ting Kau Bridge)を走る。フルマラソンもハーフマラソンも後半は同じで、西区海底トンネルを通過し、中環(Central)などを抜けて銅鑼湾(Causeway Bay)のビクトリアパークがゴールになる。各エリアで沿道の観客が応援できるスペースを確保している。10キロも東区走廊(Island Eastern Corridor)をスタートして東へと走る。●箕湾(Shau Kei Wan)で折り返して西に向かい、同じくビクトリアパークでゴールとなる。いずれの距離も一部に高速道路を使うため走りやすいほか、香港の街並みも楽しめるルートになっている。

 応募方法はウェブサイトのみからで、日本人には2種類の方法がある。1つ目は、日本語専用サイトで、日本在住日本人のほか、香港在住日本人でも日本に住所(実家、親せき宅など)があればエントリー可能。登録料はいずれの距離も1万4,000円で、クレジットカードのみで日本円で決済する。同サイトからの申し込みの場合、定員が決められており、フルマラソンが500人、ハーフマラソンが400人、10キロが300人の先着順で、9月15日が締め切り。

 もう1つは英語版と中国語版からの申し込みで、日本語版とは違い抽選制となる。個人とチームエントリーは8月16日~9月6日に受け付け、結果は9月21日に公式サイトで発表。当選後エントリーフィーが支払われなかったケースを想定して、10月6日のみ2回目の応募を実施する予定で、結果は同日に発表する。

 各距離で厳しいタイム設定がされている上級者向けの「プライオリティエントリー」は8月16日~23日に受け付け、結果は8月30日に公式サイトで発表する。

 エントリーフィーは、距離を問わず一律で、香港市民であれば350香港ドル、海外からの応募は60米ドル。

 ●箕湾=竹かんむりに八に月

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