香港ディズニーランドは1月23日~2月16日、旧正月に合わせた特別企画「The Happiest Chinese New Year Celebration」を開催し、園内の至るところでチャイニーズニューイヤーを祝う関連イベントを繰り広げる。
園内では、チャイニーズニューイヤーに合わせ、例えば「メーンストリートUSA」の通り沿い、昨年登場した香港にしかなく魅惑的な博物館を巡るミステリアスなツアー形式の「ミスティック・ポイント」、子どもたちにも人気の「トイストーリーランド」など、園内7つのテーマランドで「幸運」をもたらすようにとオリジナルの装飾を施し、来場者が中国の正月気分を味わうことができるように工夫している。
「アドベンチャーランド」の「リバービュー・カフェ」や、「メーンストリートUSA」の「メーン・ストリート・コーナー・カフェ」をはじめ各ダイニングでは、もともと中国の南の地域で始まり、その後華僑を通じてシンガポールやマレーシアなどで発展した「ローヘイ(Lo Hei・撈起)」料理もメニューに取り入れた。千切りの大根、ニンジン、ネギなどの野菜に、サーモンなどの刺し身、ゴマやナッツ、香辛料などをのせ、甘酢をかけたサラダのようなもので、「撈起」の「すくい上げる」という意味を込めて「幸運」と「繁栄」を願い家族や親せきと祝い事で食べる料理だ。
園内で販売するグッズやギフト商品もチャイニーズイヤー色になり、中国の正月衣装を身にまとったミッキーやミニーのぬいぐるみをはじめ、キャンディーやビスケットボックスも特別仕様の絵柄になっている。中国の祝儀袋である「紅包」や願い事をしたためた中国の縁起物の 短冊である「揮春」なども販売する。
旧正月初日の1月31日からは、チョコレートコインが入った中国のお年玉「利是」をメーンエントランス付近で配布する。