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ケリーホテル香港、「アラビア」テーマに中東料理をビュッフェで提供

アラビアをテーマとしたビュッフェ「Arabian Gastronomic Feast(アラビアン・ガストロノミーの饗宴)」

アラビアをテーマとしたビュッフェ「Arabian Gastronomic Feast(アラビアン・ガストロノミーの饗宴)」

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 香港・九龍半島のウオーターフロントから臨むハーバービューの景色が人気を集める「ケリーホテル香港」(38 Hung Luen Road, Hung Hom Bay, Kowloon)が5月1日、「アラビア」をテーマにしたビュッフェ「Arabian Gastronomic Feast(アラビアン・ガストロノミーの供宴)」の提供を始めた。3階の「Big Bay Cafe(ビッグベイカフェ)」で、夜のビュッフェとして展開する。

シャングリ・ラ ジッダからゲストシェフとして滞在するアラビア人のAli Al Hajj(アリ・アル・ハジ)シェフ

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 今回のビュッフェは、同ホテルが香港のイスラム共同体基金によるハラール認証を取得したことを記念したもの。グループ内のシャングリ・ラ ジェッダからアラビア人のAli Al Hajj(アリ・アル・ハジ)シェフをゲストシェフに迎え、アリシェフが30種類以上の本格的な中東料理を用意した。「料理は最高基準のハラール基準に準拠し、食材と調理工程はしっかりと認証されたもの。本場アラブの味を香港で楽しめる機会で安心して楽しめることの証し」だという。

 シャングリ・ラ ジェッダは、65階建てのタワーがスカイラインを見下ろすことができるサウジアラビア西部マッカ州にある紅海に臨む都市にある。ジェッダのレストラン「ニヤリ( Niyyali restaurant)」を率いるアリシェフは、レバノン料理とアラビア料理を専門に15年以上の経験を積み、ベイルートのレバノン料理店で腕を磨いた後、2023年にシャングリ・ラ ジェッダに加わった。

 アリシェフの滞在期間中は、エビとタコのサラダ「Prawn and Octopus Salad」やナッツを添えたトリュフフムス「Truffle Hummus」のほか、サーモンにヨーグルトから作られた柔らかいクリームチーズ「ハーブラブネ」を添えた「Sumac Gravlax Salmon with Herbed Labneh」、レバノン料理のスタイルで、トマトソースで仕上げたエビのベアルティ「Shrimp Beiruty with Capsicum and Tomato Sauce」などを並べる。ヨーグルトとスパイスを添えた中東の伝統的なパン「Kebab Fattah」なども含め、伝統的な中東料理を用意した。

 金曜~日曜と祝日は、デザートステーションも登場。エグゼクティブペストリーシェフのジェローム・ユッソン(Jerome Husson)シェフが、香港でも人気が高まっているドバイチョコレートのデザートを考案。濃厚なピスタチオペーストにサクサク中東の小麦麺を組み合わせた「クナーファ」を用意したほか、シナモンピスタチオのライスプディング、レバノン風イチジクのパンナコッタ、伝統的なスイーツで、パイ生地を砕いて器に敷き、ナッツやドライフルーツを並べた上に生クリームをのせオーブンで焼いたスイーツグラタン「ウムアリ(Umm Ali)」なども提供する。

 エントランスには、アラビアをテーマにしたデザインのフォトスポットを設けたほか、店内では「アラビアンナイト」を実現させるため、伝統的なアラブ音楽でムードを盛り上げる。

 併せて、7階のバー「Red Sugar」では、アラビアの豊かなスパイスとアロマを引き立てる、アラビアンテイストの4種類のモクテルなども提供している。

 提供時間 は18時~21時30 分。料金は738香港ドル(金曜~日曜と祝日=838香港ドル)。3歳までの子どもは大人1人以上で2人まで無料。3人目以降と3歳~11歳は半額。今月31日まで。

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