旺角のランガムプレイス9階に5月、「妖怪ウォッチ」の期間限定のショツプ「発見!妖怪タウン」が登場した。5月3日のアニメ「妖怪ウォッチ」の香港でのテレビ放送開始に合わせ、NAMCOとBANDAIが共同企画した同店。
日本の東京駅で5000人が並ぶ記録を作ったポップアップストアと同様のコンセプトで展開し、グッズ販売とミニゲームの体験フロアで構成。ゲームセンターの一角に約300スクエアフィートのコーナーを設置する。
TVB翡翠台で毎週日曜朝に放送する同アニメは、5月3日に第1話を放送。同10日以降は2話ずつ1時間放送し、全35回を予定している。放送後1カ月間は、オンデマンド放送でも見ることができる。すべて広東語の吹き替え版。
日本では幼稚園~小学生を中心に子どもたちの間で人気を集めているが、香港では同店オープン初日に行列を作ったのは20代の女性やカップルだった。日本のキャラクター好きや猫好きがいち早く情報を手に入れ店に足を運んだ。
店内では、UFOキャッチャー(5香港ドル)で点数をためて好きな商品と交換できるゲームや、ショップ限定の「ツチノコパンダ」メダルが景品で選べるボール投げゲーム(3投、30香港ドル)などを楽しむことができる。
物販の一番人気商品は、「妖怪タウン限定お守り」(78香港ドル)、「DX妖怪ウォッチ」(270香港ドル)など。ジバニャンの顔が大きく入ったオレンジ色のTシャツは子ども用で130、140、150センチ用を用意しているが、20代の女性も購入している。文房具も展開し、ノート、鉛筆、スタンプなど幅広いグッズを取り扱う。
テレビ放送がスタートしていない中での来店客は、主人公のジバニャンよりも登場キャラのコマさんを手にする人が多く、大きなぬいぐるみはすぐに完売したという。放送後少しずつ登場人物が増えてきている現在は、放送後に登場したキャラのぬいぐるみやプラモデルが売れるなど、売り上げも堅調に推移しているようだ。
営業時間は11時~22時45分。6月30日まで。