香港政府観光局は12月17日、2016 年の幕開けを花火とライトショーで祝う「香港カウントダウン・セレブレーションズ」の詳細を明らかにした。
今回の花火も、灣仔の香港コンベンション&エキシビションセンター(HKCEC)会場を中心に、テーマ音楽に合わせて陸と海、高層ビルから色とりどりの花火を打ち上げる。花火に加え、LED ライトで夜空を華やかに彩る8 分間のショーを行う。
「Love & Joy(愛と喜び)」をテーマに掲げ、160 個以上の「ニコニコマーク」や「ハート」をかたどった花火を打ち上げる予定。カウントダウンイベントは、31日の23 時から15 分間隔で7つの高層ビルの屋上から打ち上げる「流れ星」のような花火でスタートする。花火の色は、それぞれ意味を持たせ、「シルバーはキャリア(仕事)、グリーンは健康、ゴールドは幸運、レッド は愛」という。
HKCECの壁面には巨大高精細 LEDスクリーンを設置し、8分間の花火のショーの間、「2016」の文字と共に、さまざまな言語で新年のあいさつを浮かび上げ、祝賀ムードを盛り上げる。
同局では、鑑賞に最適な場所として、九龍半島側は尖沙咀のウオーターフロント、香港文化センターのオープンピアッツァ、尖沙咀のプロムナード、香港島側は灣仔のゴールデン・バウヒニア・スクエア(香港コンベンション&エキシビションセンター海側)、セントラルピアNo9、10 周辺を薦めている。
当日は、ソフトドリンクやスナックなどをセットにし、海上から花火を鑑賞するクルーズツアー「ニューイヤーイブカウントダウンパーティークルーズ」(250香港ドル)も用意する。
このほか、今回からの新しい試みとして、世界中の人がリアルタイムで香港のカウントダウンを楽しめるよう、香港政府観光局のユーチューブチャンネルで当日の模様をライブ配信する。
香港天文台によると、12月31日の天気は、晴れ時々曇り、気温は15~19度、湿度は65~80%の予報となっている。
開催時間は23時~翌0時。花火の打ち上げは23時52分~。