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香港の年末飾る大バザール「工展会」 キティちゃんヤムチャも

日用品から食材まであらゆるものが一同に並ぶ工展会

日用品から食材まであらゆるものが一同に並ぶ工展会

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 香港年末恒例の祭典「香港ブランド&プロダクトエキスポ(工展会)」が現在、銅鑼湾のビクトリアパークで開催されている。

 今年で50回目を数える同展示会。24日間にわたり、調味料から日用品、寝具やアパレルなどあらゆる商品を販売する露店が登場し、多くの香港市民が訪れる。主催は香港中華廠商聯合會。

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 敷地内は400以上の出展社が軒を連ね、880のブースが並ぶ。飲食、乾物、美容、アパレル、家庭用品などの販売エリアとフードゾーンを合わせ、11のエリアで構成される。

 同展示会の歴史は古く、1938年に第1回が開催された。その後20年間休止していた時期があったものの1994年から再開され、その歴史は77年。市民だけでなく、中国からの観光客も集める。製造業で発展をしてきた香港、中国本土からの商品や世界各国の最新商品、技術などさまざまな角度で香港を感じ取ることができる。

 以前と比較すると中国本土からの来場者が減少傾向にあるものの、12日にオープン以来、多くの市民が訪れ、恒例となり期待が高い「1香港ドル商品」や「90%引き」など130種類以上の特典も用意されている。昨年は24日間の開催で総売り上げは9億香港ドル以上。一昨年の8億ドルを15%も超える新記録を樹立した。

 李会長は「同展示会は他に類を見ない長い歴史をもつ展示会となり、売り上げだけでなく楽しさを追求したものへと進化してきた」と話し、「今後もこの文化を大切にしていきたい」と語る。
販売だけでなく、ミスコンや発表会、ライブなどさまざまなプログラムを予定する。

 「10個まとめて300香港ドル」や「24個198香港ドル」などまとめ買いを促す表示も多く、BtoC向けのイベントとしながらもレストラン関係者や業者の人が購入する姿も。今年の傾向はジューサーや野菜の洗浄機など、健康を気遣う商品の陳列が目立つ。麺やパン、ピザなどを自宅で作ることができる商品にも注目が集まり、実演販売を前に人が集まっていた。

 一番にぎやかなエリアはフード露店エリア。ロブスターのチーズ焼き(48香港ドル)や、牛タンやウナギの串(1本10香港ドル)からホットドッグ、チーズタルトまで幅広いフードを露店で扱う。会場内中心部には、キティちゃんのヤムチャやメニューを展開することで人気を集める佐敦のレストラン「中菜軒」のブースも登場し、会場のにぎわいに花を添えている。

 開催時間は11時~22時(最終日は20時まで)。入場料は10香港ドル。来年1月4日まで。