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香港にチーズケーキ「Mr. CHEESECAKE」初出店 限定フレーバーも

香港にチーズケーキ「Mr. CHEESECAKE」 初出店

香港にチーズケーキ「Mr. CHEESECAKE」 初出店

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 チーズケーキを販売する「Mr. CHEESECAKE」が3月2日、尖沙咀の大型商業施設「K11 MUSEA」(Unit 21 of Shop No. B201 on Basement 2 of K11 MUSEA 18 Salisbury Rd, Tsim Sha Tsui)に、約3カ月間にわたりポップアップストアを出店した。

香港限定の抹茶を使用したフレーバー

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 同ブランドは2018年の創業以来、国内でのオンライン販売を主軸とし、累計販売個数100万個を販売したという。国内でポップアップストアを順次開いてきた。昨年11月に麻布台ヒルズへの期間限定出店を経て、香港出店を実現した。

 フレンチレストラン出身の田村浩二シェフの下、ベイクドチーズケーキとレアチーズケーキを融合させたチーズケーキは、バニラ・レモン・トンカ豆が生み出す香りや、酒と小麦粉を使っていないティラミスなど、「食感、香り、味のバランスを考えている」という。小麦粉を使わずに焼き上げたチーズケーキは「独特の食感が特徴」とも。ウオーターバスという方法でで焼き上げるため、上部はしっかりと焼き上がり、下部はノーベイクのチーズケーキのように滑らかになるという。海外への出店は初めてで、店頭では定番フレーバーをはじめ、香港限定の抹茶フレーバーを限定で用意した。

 冷凍状態のチーズケーキは温度によって味や香りが変化するが、冷凍庫から出したばかりのチーズケーキはアイスケーキのような冷たさで、「酸味が際立つ」という。半解凍が「お勧め」の食べ方で、「中心部は凍ったままで、外側のクリーミーな食感と対照的な食感を楽しめる」とも。完全解凍したものは「ブリュレのようにクリーミーになった」チーズケーキで、「甘い味と香りはこの温度で最も際立つ」という。

 香港限定の抹茶を使用したフレーバー「Mr. CHEESECAKE Matcha」は、福岡県八女市で生産された甘味やうまみを強く感じる「八女抹茶」を使い、バニラとマスカルポーネを組み合わせ「甘さとコクを追求した」という。

 「Mr. CHEESECAKE with Box」は、バニラ・レモン・トンカ豆の組み合わせで、「香り、温度によって変化する味わいと香りを楽しめる」という新しいチーズケーキ。「Mr. CHEESECAKE Caramel」(以上349香港ドル)は、赤砂糖のうまみ、バターのコク、バニラの甘みに武夷岩茶(ぶいがんちゃ)の香りを加えたポップアップストア限定のフレーバーを香港でも販売する。ほかにも、定番としての「Financier」(6個入り、210香港ドル)は、バターの香りとシチリア産のアーモンドを多く使い、「しっとりとした食感が特徴」だというフィナンシェ。バニラトンカ、マーガオ、キャラメルウーロンの3フレーバーをセットにして販売する。1日の入荷数に限りがあるため、予約ページも用意し店頭で受け取ることもできる。

 田村浩二社長は「創業時から、ニューヨークチーズケーキやバスクチーズケーキに続く『トーキョーチーズケーキ』としてグローバルに展開したいと考えていたので、海外への進出はブランドとして大きな目標でもあった」と話す。

 営業時間は11時~20時30分。5月31日まで。

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