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香港の居酒屋「高知駅」が1周年 記念で日本酒飲み放題も

1周年を迎え日本酒飲み放題などの新しい企画を展開している、香港SOHO地区の居酒屋「高知駅」

1周年を迎え日本酒飲み放題などの新しい企画を展開している、香港SOHO地区の居酒屋「高知駅」

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 香港SOHO地区のウオールアートで知られる嘉咸街にある居酒屋「高知駅」(G/F, 46 Graham Street, SOHO, Central TEL 9446 1266)が現在、1周年を記念した日本酒飲み放題企画を行っている。飲み放題には高知の酒として「酔鯨」を用意し、他にも4~5種類を日替わりで用意。価格は、男性=168香港ドル、女性=98香港ドルで、2時間が飲み放題となる。

屋外テラスに設置されている、高知のモチーフを描いた壁画

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 同店はかつて高知から進出したハンバーガー店「5019 PREMIUM FACTORY」があった場所で、同店閉店後に新たな経営陣たちが同じ「高知」にちなんだ店を出したいという思いから昨年オープンした。高知からの食材の輸入には他の日本の地域に比べると輸送費などが多くかかってしまうが、サプライヤーが出店することで経費を抑え、経営を続けてきた。食材は高知だけでなく、日本各地から仕入れたものを使うが、メニュー名には高知にちなんだものが多い。

 室内に20席と16人を収容できる屋外テラスがあり、屋外には高知の観光要素を描いた壁画もある。高知城やひろめ市場の招き猫、高知の宴会「おきゃく」イベントで度々目にする「べろべろの神様」など、高知のモチーフを詰め込んだ壁画は、香港のアーティスト「火日比」さんが描き上げた。ほかにも、のいち動物園にいる珍しい鳥「ハシビロコウ」のぬいぐるみや坂本龍馬の名前をあしらったマグカップなども並べる。「お座敷遊び」などで使われる穴の空いた杯「べく杯」も用意し、時に香港人たちも人数分の杯を盆に伏せて、その杯の一つだけ菊の花を忍ばせ、それを引き当てた人がお酒を飲む「菊の花」を楽しむこともあるという。

 カツオのたたき「鰹魚半敲燒」(128香港ドル)は、わら焼きで提供し、オープンカウンターの中で披露。オーダーが入っていない時でも1日1~2回はわら焼きをパフォーマンスとして披露し、高知の雰囲気を味わってもらえるようにしているという。

 「お薦め」のつまみで特徴があるものは、あん肝と奈良漬けを混ぜ合わせた「鮟鱇魚肝奈良漬」、キュウリを添えて提供する。ほかにも、長芋とワサビの「長芋山葵漬」(以上58香港ドル)や「酒盗芝士」(68香港ドル)などの日本酒のつまみになるものも多く注文が入るようになった。

 仁淀ブルーサワーは「仁淀ブルー」をイメージしたもので、メロンの緑、ユズの黄色、仁淀川の青の3層にしたサワーを作った。デザート類には高知のマスクメロン「一果相伝(いっかそうでん)」を使ったものを用意した。高知から輸入したメロンを使って香港のデザート店と一緒に開発したもので、外はマシュマロ、中にメロンのシャーベットが入った「蜜瓜雪芭棉花糖」(68香港ドル)やメロンシャーベット(58香港ドル)を提供する。

 土佐酒は「文佳人」(300ミリリットル=280香港ドル、720ミリリットル=580香港ドル)や、「久礼」(720ミリリットル=600香港ドル)、「鳴子舞」」(300ミリリットル=260香港ドル、720ミリリットル=580香港ドル)などをレギュラーで用意するほか、飲み放題メニューには「酔鯨」の一升瓶も用意する。久礼の「天長地久」は、その名前から香港人が好み、「まず手に取ることも多い」という。

 同店では約2カ月ごとにテーマを変えて旬のものも提供する。今月はサワラを提供し、サワラをわら焼き(128香港ドル)にしたり、焼き魚(88香港ドル)にして提供する。5月・6月はウナギを予定している。

 佐藤浩二店長は「ここに来て高知を知り、実際に高知に旅行に行った人もいる。高知については『景色がきれい』『時間がゆっくり流れている』という声もあり、香港にいても日本にいるような雰囲気を味わってもらえるような店にしたい」と意気込む。

 営業時間は、ランチ=12時~14時30分、ディナー=18時~22時(金曜・土曜は23時まで)。飲み放題企画は4月30日まで。

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