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香港エクスプレスと香川県が観光説明会 香港-高松便就航記念で

高松にも直行便を飛ばす香港エクスプレス

高松にも直行便を飛ばす香港エクスプレス

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 今年3月に高松便就航を発表した香港エクスプレス航空は5月17日、香川県と共催で高松を含む四国の観光説明会「四国・高松観光説明会」を行った。

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 これまで香港から香川に行く際には、関西空港を使うほか、羽田空港に一度行ったり、台湾経由で行ったりすることが多く、最近では昨年末に就航した広島便などを利用する人もいたが、直接高松に飛べるようになったことで四国を周遊する香港人旅行客の増加が見込まれる。

 7月6日の香港-高松便就航を前に開いた同説明会では、栗林公園や金刀比羅宮など代表的な観光名所の説明に加え、芸術作品が集まる直島や豊島などを香港市場向けに紹介した。今年は、3年に一度の「瀬戸内国際芸術祭」の開催年に当たるため、同芸術祭についての説明も行われた。

 香川県の浜田恵造知事は、香川の魅力を「都会的でないところ」と言い、「上海、台湾に注目する人たちも多い中、私たちは香港を大切な拠点として以前より就航アプローチしてきた」と話し、「例えば瀬戸内芸術祭の運営オペレーションのボランティアをみても、多くの香港人が参加しており、地元の人たちと一緒になって活動することが香川の醍醐味(だいごみ)」とした。

 日本政府観光局(JNTO)香港事務所の山田洋所長は「消費者の間ではまだ行ったことのない旅行目的地のニーズが高まっている」と話し、「成熟化する香港市場に香川が新たな選択肢として消費者の期待に応えるものになるだろう」と高松便就航を祝った。同事務所が昨年10月に四国をテーマとしたドライブ旅行や鉄道旅行についてのセミナーを行ったところ、「9割以上の方が四国を旅行したい」と意向を示したといい、自然や風景、うどんなどが挙げられたという。

 2013年にLCCに転換した香港エクスプレス航空は、日本路線搭乗者数が昨年、累計100万人台に到達し、日本への就航もすでに鹿児島と石垣が決定しているため、この夏に日本全国9エリアへの就航を果たすことになる。

 高松便は、火曜・水曜・日曜の週3便運航し、フライト所要時間は、往路3時50分、復路3時40分を目安としている。

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