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青衣城に天丼専門店「てんや」香港1号店 家族・友人と楽しめる店目指す

日本と同じスタイルで提供する「てんや」の天丼

日本と同じスタイルで提供する「てんや」の天丼

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 テンコーポレーション(東京都)が経営する天丼専門店「てんや」の香港1号店(G2, G/F., Maritime Square, 33 Tsing King Road, Tsing Yi, Hong Kong)が12月12日、青衣(Tsing Yi)の青衣城(Maritime Square)にグランドオープンする。

カウンターはなくテーブル席が中心

 てんやは、日本のみならずタイ、インドネシア、台湾、フィリピンなどで直営とフランチャイズ(FC)合わせて200店舗以上を展開している。香港店は、マンゴーのパンケーキなどで知られるスイーツ専門店「満記甜品(Honeymoon Desert)」がテンコーポレーションにFC経営したいと申し出たことから実現した。

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 内装は日本のテイストを出しつつ現代風のテイストも加味し、店舗面積は107平方メートル、席数は48席。いずれもテーブル席で日本のようなカウンターの席はない。「日本の味を提供しつつもファストフードの店ではなく、家族や友人と一緒に食事ができる店にしかかった」と満記の担当者は話す。

 青衣に出店した経緯については、「いろいろな候補があったが、賃料を含めた総合的な面からここになった」とテンコーポレーション海外FC部の青木宜行部長。満記の担当者も「青衣は住宅街として発達しており、住民の質も高い。今回出店する場所は元々、モール内にあった映画館があった場所で、モールのリニューアルでレストランのエリアになった。ほかのレストランとのシナジーも期待できるというのもある」と付け加える。

 メニューは日本で提供しているものとほぼ同じ。「天丼」(49香港ドル)はエビ、イカ、カボチャ、キス、インゲン豆にみそ汁が付く、てんや不動の人気メニュー。青森産のコメを使い、特製タレも日本からの持ち込んだものを使って味付けをしている。「浄水器を使って水を軟水にしてご飯を炊いている。味そのものは日本と同じ」と同社FC部の登玉修司課長。満記側も、「まずは日本の味そのものを知ってもらうのが先決」との理由から味を変えずに行くと決めた。

 「華味鳥天丼」(68香港ドル)は九州の銘柄鶏「華味鳥」を使用。この鳥は、専用の飼料、独自の飼育方法で育てられている。鳥の天ぷら2個、鳥団子、レンコン、半熟卵が載せられてた丼は、鳥の天ぷらはしっかりとした鳥の味と風味がしながらも、半熟卵を添えることで全体の味付けをマイルドに仕上げているのが特徴。

 定食は、天ぷら(エビ2匹、カニ、カボチャ、インゲン豆、レンコン)に、ご飯、そうめん、そば、うどんの4種類から選び、冷たい・温かいを選択する。つゆの味も、しょうゆ味か豚がベースの白湯のどちらにするかを決める。どの組み合わせを選択しても一律78香港ドル。天ぷらの追加も可能で、レンコンなどは8香港ドル、イカ、半熟卵などは12香港ドル、華味鳥は18香港ドル、エビは19香港ドル、アナゴは38香港ドル。ソフトドリンクは、コーラやレモン水などは9香港ドルの追加料金を設定。香港独自メニューの開発も進めており、旧正月ごろには提供を始めたい考えだ。

 営業時間は11時~22時。