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キャセイドラゴン、新潟・徳島への季節運航発表 個人情報収集方針改訂も

新潟に新規就航することを発表したキャセイドラゴン

新潟に新規就航することを発表したキャセイドラゴン

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 国泰港龍航空(Cathay Dragon)が10月30日、新潟線を季節運航で開設し、11月9日、徳島線の季節運航を再開する。同社が8月1日、発表した。時期を同じくして、同グループの「国泰航空( Cathay Pacific Airways)」は7月23日、個人情報の取り扱いについて改訂している。

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 香港と新潟を結ぶ便はキャセイドラゴンが唯一の直行便で、10月30日~3月28日、エアバスA330型機で運航する。キャセイグループとしては、北陸地方へのフライトは国泰航空(Cathay Pacific Airways)が小松空港に飛んでおり新潟は2都市目となる。スケジュールは水曜・土曜の就航で、香港発(KA308便)=10時30分発~15時30分着、新潟発(KA309便)=17時発~21時30分着となる。

 徳島便は前年度の冬季スケジュールに続くもので、前年度は12月中旬~3月末だったが、今回は11月9日~翌年3月28日と約1カ月間長くなる。機材はエアバスA320型機で、スケジュールは新潟同様、水曜・土曜の就航となる。香港発(KA322便)=9時25分発~14時着、徳島発(KA323便)=16時15分発~19時35分着。香港から両都市に向かうと、夕方からの時間を有効に使え、帰りもゆったりしながら香港に戻ることが可能なスケジュールを組むことができる。

 併せて、キャセイドラゴンのグループ企業、キャセイパシフィックは7月23日、「キャセイパシフィックカスタマープライバシーポリシー」を改訂した。キャセイが収集する個人データについて書かれている。公式サイトから一部を抜粋すると、支払いについては、クレジットカードのほか、その他の支払いサービス(オンラインまたはモバイル支払いサービス、仮想通貨など)に関連する口座情報、請求情報など、キャセイの製品やサービスを購入するために使う支払い情報を収集する。乗客の空港内発着ホールでの活動、特典交換グループメンバー、マルコポーロクラブへの加入申請において提供された情報や乗客が指名する同伴者に関する情報、機内エンターテインメントシステム、機内通信接続、キャセイの空港ラウンジ、航空機内CCTVによって取得された乗客の画像などの情報、キャセイ免税商品やブランド商品の購入などの情報も収集するとしている。

 乗客によるソーシャルメディアプラットフォームやキャセイのモバイルアプリケーション、クッキーその他の追跡技術により収集された、乗客が閲覧した情報を含む利用に関する詳細、客のソーシャルメディア上のプロフィールなど、オンラインで公表され利用可能な、乗客に関する情報も収集する場合がある、とした。

 データの移転についても書かれており、客の個人データは乗客が所在する国の外へ転送される場合があり、その国には、乗客が所在する国よりも低いレベルでデータが保護されている国も含まれる。そして、「客が当社の顧客である法人または政府機関の一つに関連して、旅行、製品やサービスの取得をする従業員その他である場合、キャセイは、客の旅行に関する詳細、および当社サービスの利用に関する情報を、キャセイの顧客である法人や政府機関に提供する」と書かれている。このため、個人情報については乗客自身もしっかりと認識したうえで利用することが求められる。

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