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香港エクスプレス、香港-宮古島路線開設へ 下地島への国際線就航初

初の国際線就航となる下地島空港

初の国際線就航となる下地島空港

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 香港国際空港を拠点とする唯一の格安航空会社(LCC)「HK Express(香港エクスプレス)」は2月21日、今年7月19日、沖縄県の宮古群島の一つである下地島に就航することを明らかにした。国際線では香港エクスプレスが初めてとなる。香港エクスプレスは沖縄県では2016年6月16日に石垣に直行便を開設しており、「お隣」の下地島空港にも航空機を飛ばし、香港からの効率を考えたトライアングルが完成する。

 香港エクスプレスは、香港人の日本旅行ブームに乗って創業時から日本路線に力を入れてきた。同社の主力機種であるA320は航続距離の関係から関西より西側の空港の開設にせざるを得ないが、その結果、九州・沖縄の各都市への路線が充実する形になった。日本便全体では、羽田、成田、中部、関空、高松、広島、福岡、長崎、熊本、鹿児島、石垣と11空港あり、今回で12空港目となる。香港エクスプレス全体でも24番目となる。

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 下地島は宮古群島の一つで、伊良部島と隣り合わせの島で下地島と道路でつながっている。その伊良部島も宮古島と伊良部大橋でつながっており、下地島に行く=宮古島に行くのは実質的に同義である。下地島空港は宮古空港を補完する機能も合わせていることになる。香港エクスプレスは石垣島に路線を飛ばしているが人気路線で、石垣島と同じく人気の高い宮古島への就航を決めた。隣同士の島といっても石垣島と宮古島はフェリー路線がなく両都市間の移動は飛行機を使う必要があることもあり、それぞれの空港への就航する要因となった。

 1979年7月5日に開港した下地島空港は、3000メートルの滑走路が1本で、1994年7月22日までは日本トランスオーシャン航空が那覇-下地島線を運行していた。国内唯一の民間ジェット機の訓練空港として日本航空と全日空が利用してきたが2013年度までには両社とも撤退していた。

 宮古島の人気に目を付けた三菱地所は使われなくなった下地島空港に注目し、「下地島エアポートマネジメント」(宮古島市、SAMCO)を設立。3月30日からはジェットスターが成田空港との路線が運航することが決まっていて、ジェットスターのスケジュールに合わせた運航となるが、下地島空港からシギラリゾートまでの路線バスの運行も始まることがすでに決まっている。SAMCOは現在、下地島空港(地上1階建て、3万1580平方メートル)を整備して、ジェットスターの就航する3月30日の開業に向けた準備を行っている状況だ。

 飛行スケジュールは週3便で、香港発(UO814)は、火曜=8時40分発-11時50分着、金曜・日曜=14時10分発-17時20分着。一方、下地島発(UO815)は12時35分発-13時55分着、金曜=18時35分発-20時05分着、日曜=18時50分発-20時10分着を予定している。香港に戻る便はいずれも午後からで、特に金曜・日曜は18時過ぎと一日いっぱい楽しんでから戻ることができるフライトスケジュールになっている。チケットは片道178香港ドル(2,280円)~(空港税や燃油サーチャージなどが別途必要)。

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