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香港の江南料理「奧卑利」がアフタヌーンティー 麻辣味の小籠包など

江南料理がアフタヌーンティーセットとなって登場

江南料理がアフタヌーンティーセットとなって登場

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 中環の荷李活道にある文化複合施設「大館(Tai Kwun)」の江南料理レストラン「奧卑利(Old Bailey)」(2/F JC Contemporary, Tai Kwun, Old Bailey Street, Central, Hong Kong)が10月14日、アフタヌーンティーメニューの提供を始める。同店はヒルサイドエスカレーターから入った飲食店が集まる入り口付近ではなく、南西部に佇む現代アートの展示会場「JC Contemporary」内に店舗がある。

アジアのアート関連本を揃え、芸術家の書斎を模したラウンジエリア

 高級広東料理店「都●利會館(Duddell’s)」やスペイン料理店「22 Ships」、カジュアルイタリアン「208 Duecento Otto」などを手掛けるJIA Groupが経営する同店は、江南料理を通じて中華料理の多様性、複雑性や作るのに必要とする技術を紹介することで、中華料理自体の価値を高めることを目的に2018年6月にオープンした。江南とは揚子江の南側の広大な地域を指し、上海、南京、杭州、揚州、蘇州などが含まれる。江南料理は甘く、軽めのさっぱりとした味付けを特徴とし、江南料理名物の龍井茶で薫製にしたハト肉「龍井茶皇燻乳鴿」、麻辣味の小籠包「麻辣黑豚肉小籠包」、骨を抜いたアヒルにもち米、干し貝柱、干しエビ、松の実などの「八種の宝」に同店オリジナルとしてアワビとナマコを加えて10種にし、ショウガ、特製ネギダレ、花彫酒で味を整え蒸した後、煮込みまたは揚げたものを提供する「十寶鴨」、1400年前から食べられているという豚肉団子に毛ガニのミソを加えた「清燉蟹粉有機豬肉獅子頭」など地域を代表するメニューを提供している。

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 今回のアフタヌーンティーでは同店の人気アペタイザー、点心メニューにスイーツを組み合わせて提供する。揚州風ポークテリーヌ「揚州肴蹄」、南京のアヒルの塩漬け「金陵鹽水鴨」、豆腐の皮のごま油漬け「麻香本地鮮腐竹」、青菜を押し豆腐と和えた「香干馬蘭頭」、イベリコ豚を使った小籠包「灌湯黑豚肉小籠包」と、麻辣スープで作った「麻辣黑豚肉小籠包」の6品に、オーガニック大豆を使った豆乳プリン、デーツのペーストが入ったクリスピーなクレープ、小豆とピーナツが入ったもち米ロール、チョコレート団子のスイーツ4品を加えた計10品の内容となっている。

 加えて、茶文化を大切にする江南の伝統にちなみ、お茶のセレクションにも力を入れている同店。香港で世界中の小さな茶園から「店主が感動した」というお茶をセレクトし販売する「Plantation by teakha」とタッグを組み、中国、台湾、香港のお茶7種類を提供。清明節前に収穫された最初の若葉を収穫して作る杭州の「明前龍井」、福建省の緑茶にジャスミンの花で7回香り付けをした「茉莉小珠」、浙江省で春の時期にのみ作られる希少なお茶「安吉白茶」などのほか、コーヒーと紅茶、シャンパンからドリンクを選ぶことができる。アフタヌーンティーセット(2人分)=388香港ドル(コーヒーまたは紅茶)、468香港ドル(Plantation by teakhaセレクトのスペシャルティーティー)、638香港ドル(ペリエ・ジュエシャンパン2杯)

 営業時間は、ランチ=12時~15時、アフタヌーンティー=14時~18時、ディナー=18時~23時、週末ブランチ=12時~15時。お茶、カクテル、ケーキなどを終日提供するラウンジエリアは12時~23時。

●=父かんむりに多。

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