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香港に新コンセプトショップ「#HAPi」 野菜・果物・生花・雑貨販売とカフェを一体化

野菜や果物も店のコンセプトにあう世界各国の品を並べている

野菜や果物も店のコンセプトにあう世界各国の品を並べている

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 香港で古い街並みが続きながらもおしゃれなギャラリーなども立ち並ぶ普仁街に8月7日、食料品から花、雑貨、ファッションアイテムなどさまざまな商品を扱う新コンセプトショップ「#HAPi」(Shop 2-4, G/F, Tower 125, 11 Po Yan Street,Hong Kong)が開業した。

シェフおすすめのパエリアとチキンのメニュー

 上環地区に登場した同店の店舗面積は約4000平方フィートで、天井も高く開放感がある路面店。白を基調とした清潔感ある店内に、カフェエリア約40席、オープンキッチン、花や植木のコーナーに加え、野菜や果物の販売、酒のコーナー、ファッションアイテムに至るまで、「ハッピーを感じる」をテーマに売り場を構成する。高級品にこだわらず、手に届きやすい価格帯で商品を並べ、中華圏の「衣食住行」、つまり健康で文化的な生活を送るための生活必需品を一つの場所に集めた店を目指す。

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 価格の設定方法にも「ハッピー」を感じさせる工夫がある。全ての価格表示がVIPと通常の2通りがあり、1カ月、3カ月、1年などで入会できるVIPメンバーは、一定額を事前に会費として支払うことで、毎回VIP価格で購入することができるようにする仕組み。両価格のパーセンテージは一定ではなく、仕入れの数や状況によっても違いがあるが、モノによってはVIP会員は原価程度の価格で商品を手に入れることができるアイテムもあるという。例えばカフェだけなら、1カ月=198香港ドル、1年間=1,176香港ドルで期間中、VIP料金が適用される。

 カフェエリアでは終日ドリンク類を提供し、ランチとディナーの時間ではプレート類も用意。モーリシャス出身でホテルのキッチンで腕を磨いた料理人が新鮮な素材で調理する。例えばパエリア(VIP=98香港ドル、オリジナル=168香港ドル)は多くの海鮮を使い、ロブスターの味わいがベースになっているが、それぞれの海鮮の切り方も繊細で、エビも小エビを揚げたものも入れるなどしてさまざまな食感が楽しめるようにした。ドリンクの一つ「Detox Juice」(VIP=29香港ドル、オリジナル=49香港ドル)は白ケール、キュウリ、青リンゴ、アボカド、セロリにチアーシードなどを一杯に凝縮した。ほかにもランチ後の時間は、サンドイッチやポークベリーのパンチェッタを挟んだバインミーのようなサンドイッチ、カットフルーツやタルトも提供する。

 タルトも、薄くリボンのようにカットしたリンゴをタルトにのせて焼いたものだが、店内で花を買わずとも華やかな気分を味わってほしいと考えメニュー化したもの。店内に飾っているアート作品などの作家を呼んだセミナーやワークショップなどもコロナ終息後に向けて準備中で、店内の至るところに会話のきっかけになるようなアイテムを用意したり販売したりしている。

 営業時間は10時~20時(カフェエリアのランチは12時~14時30分)。