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香港・北角に日本産卵を使うメニューずくめの「たまご園」 TKGからデザートまで

TKGにはトッピングをのせて、見ためも華やかに

TKGにはトッピングをのせて、見ためも華やかに

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 香港・北角のフェリーターミナル近く、再開発地区の一角にある北角匯(Shop 216, 2/F., Harbour North phase 2,North Point, Hong Kong)に3月6日、「たまご園(Tamago-En)北角店」がグランドオープンした。同ブランドはもともとシンガポールで展開してきたものを香港市場にも持ち込んだ形で、昨年末の旺角での開店に続き、2店舗目となる。

卵のモチーフを散りばめた店内

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 店内はテーブルの形や壁の内装、照明に至るまで、あらゆる場所を卵の形と色で展開するポップな印象で、椅子もオレンジと黄色を組み合わせて卵の色合いを使って仕上げた。2人掛けや4人掛けのテーブル、卵のラインを描くように1人用の客が利用しやすいカウンター席など全60席を配置。店頭にはガラス越しに調理の様子を見ることができる鉄板があるほか、開放感がある店内に仕上げた。

 同店では、沖縄県直送の卵のみを使う。栗、ヨモギ、ノリを鶏に食べさせてできる卵は、生食で食べることを目的に徹底管理。UV殺菌を施し、航空便で香港に運搬する。日本産ならではのきれいな黄金色をした黄身やふわふわ食感を楽しんでもらおうと考案されたメニューは、その種類も多くバラエティーに富んでいる。

 メインとして売り出すのは卵かけご飯「究極のTKG」(39香港ドル)。カフェスタイルでおしゃれに食べてもらい、白身のヌルヌル感への抵抗を抑えるためにも、白身はメレンゲに泡立ててその上に黄身を落とす。ネギトロやイクラ(以上28香港ドル)、アボカド(18香港ドル)などをトッピングすることもでき、しょうゆとふりかけも添えて提供する。オールデイブレックファーストとして、薫製サーモン、エッグベネディクト、ソーセージ、サラダ、トーストなどが一皿にのったセットメニュー(98香港ドル)、岩のりやトマトをアクセントとして載せ、一つずつ串に刺して提供するだし巻き卵「5種のたまご串バラエティー」(68香港ドル)、はしまきチーズ明太子(38香港ドル)などが並ぶ。

 ほかに、半熟卵のサラダサンド(48香港ドル)、宮崎牛ハンバーグ目玉焼きのせ(128香港ドル)、親子丼(78香港ドル)、ビーフシチューオムライス(118香港ドル)、ふわふわパンケーキ(78香港ドル)など。近いうちにパスタメニューも増える予定だという。ドリンク類にも卵を使ったものもあり、ミルクシェイク(45香港ドル)は1杯当たり1個の卵を使う。

 現在はショッピングモールからも引き合いが強いという同ブランド。すでにオープンしている旺角店だけでなく、4月には元朗店のオープンも決定しており、今後多店舗展開していく予定。

 営業時間は11時30分~22時(新型肺炎の影響で、現在は12時~)。

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