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香港のオーシャンパーク、「犬同伴」も可能に グランピングなど多彩なイベントも

水族館にも犬同伴で入場が可能に

水族館にも犬同伴で入場が可能に

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 大型テーマパークの海洋公園(Ocean Park)が3月20日、新たに3つのイベント「汪星家族『寵』動員(Woof & Wags Doggo Party)」「CAR 年華(CARnival)」「星夜高峰Glamping(Starry Summit Glamping)」をスタートした。新型コロナウイルスの感染拡大が落ちつきを見せるなか、少しでも収益を改善させたいところだ。オーシャンパークは厳しい財政状態で、1月18日に香港政府主導で大規模な再生計画が発表されたばかりだが、こうしたイベントを通して集客回復につなげたい考え。

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 「汪星家族『寵』動員」は、犬と同伴でオーシャンパークの陸側にある海濱楽園(The Waterfront)の専用エリアで一緒に過ごすことができるもの。400種5000匹のさまざまな魚を見ることができる巨大パビリオン「海洋奇觀(Grand Aquarium)」を開放し、犬と一緒に巨大水槽などを眺めることができる。ほかにも犬が遊べる遊技場などがあるほか、一緒に食事ができるエリアもある。専門家からペットを訓練するときの心得を学ぶことができるワークショップも開催。同園はドッグフードや毛布などの記念品も用意した。

 1日3セッション行い1回当たり90分で、申し込みは先着順。料金は、入場料金とは別に、大人2人と犬1頭=500香港ドル、大人1人と犬1頭=400香港ドル。併せて同園に隣接する「香港海洋公園萬豪酒店(Hong Kong Ocean Park Marriott Hotel)」では15キロ以下の犬であれば一緒に宿泊できるプラン(999香港ドル~)を6月30日から提供する。

 日本でも最近人気を集めている「グランピング」は、煩わしいテント設営や食事の準備などをしなくてもアウトドアが楽しめるのが魅力だが、オーシャンパークでもできるようになった。3月19日~5月15日のうちの指定の27日間について、グランピングを山側にある「高峰楽園(The Summit)」で体験できる。

 4人収容のテント4張があり、午前10時から翌日の午前11時までの1泊2日。10時~15時はオーシャンパーク内で自由に行動し、公園職員から15時からグランピングの説明を受ける。17時から夕食で、21時からはグランピングエリアでの自由行動時間となる。オプションで南極を知るツアーなども用意した(無料)。早朝5時半~7時に日の出を見るオプションもあり(無料)、翌朝8時~10時の間に朝食を提供。10時から15分間、動物と触れ合う時間を用意し、11時にチェックアウトという流れ。料金はテント1張当たり3,800香港ドル(オーシャンパークの入場料とファストトラック込み)。

 クラシックカー、スポーツカー、オフロード車など20台を海濱楽園で展示する「CAR 年華」は3月27日・28日に開催予定。特に1934年に生産されたロールスロイスPhantom IIは「カーマニア必見の一台」として展示を予定している。

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