食べる

香港・灣仔に熟成肉を使ったバーガー「Boy n Burger」 香港地元の野菜使う

  • 28

  •  

 香港・灣仔のトラムが走る莊士敦道に8月3日、英国産熟成肉を使ったハンバーガーを提供する「Boy n Burger」(G/F, Shop 3, 208 Johnston Rd, Wan Chai TEL 3686 0928 )がオープンした。

[広告]

 店名のBoy n Burgerは、「Better Burgers for Everyone」を意味したもので、「優れた品質を追求した」バーガーを提供しようと名付けたという。

 路面店で天井も高いスペースにハイツスールが並ぶカウンター席と2人用のテーブル席が並ぶ店内は、シンプルながらも温かみある印象に仕上げた。ファストフードをうたいながらも、バーガーチェーン店に疑問を投げ掛け、抗生物質などを使わず牧草と野生の穀物で育てられ、20日間塩漬け熟成させた牛肉を使うという。肉だけでなく、野菜、魚介類、乳製品なども全て追跡可能なトレーサビリティーを実現している。ストロー、フォークから、カップのプラスチックまで植物由来の原料から生産されたものを使うなど、環境問題にも配慮する。

 ミシュラン店でも働いたことのあるシェフ監修したバーガーメニューは、通常のバーガーから看板メニューの「Bobby Burger」(55香港ドル)まで6種類。「Bobby Burger」は手作りのビーフパテ2枚とハウスソースを使ったバーガーで、ピクルス、オニオン、トマト、レタスを添えるが、これらは全て香港で栽培されたもの。 ビーフバーガー(28香港ドル)、チーズバーガー(35香港ドル)、チキンカツバーガー、フィッシュバーガー(以上48香港ドル)など。フライドポテトは細めのタイプでSサイズ(15香港ドル)、Lサイズ(20香港ドル)のほか、チキン、エビフライなどをサイドメニューとして提供する。

 セットメニューは25香港ドルの追加料金を設定し、お好みのハンバーガーに加え、コールスロー、すりおろしたジャガイモを揚げた「テイタートッツ」、コーンカップサラダの中から選び、ドリンクが付く。ドリンクはお代わり自由。

 朝8時~11時はブレックファーストタイムとし、「ハッシュドポテトと卵のマフィン(Hash Brown and Egg Muffin)」(18香港ドル)や、「ソーセージと卵のマフィン(Sausage and Egg Muffin)」(32香港ドル)をはじめ、「チーズサンド(Toasted Cheese Sandwich)」(15香港ドル)や「ホットドッグ」(13香港ドル)などもメニューに並べた。

 家族での利用も想定し、手のひらサイズのビーフバーガー2つ、ボビーバーガー2つ、4つのサイドメニューやドリンクのセット(250香港ドル)などを用意するほか、「ボックス・オブ・スライダーズ」は、同じく小さめのバーガー6個または12個(150/240香港ドル)をセットにしたもので、パーティー利用などテークアウトとして利用しやすいセットにしている。

 営業時間は8時~22時。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース