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香港政府、ウィズコロナに向け第1段階実施へ 店内飲食も22時まで可能に

いよいよ措置が緩和されることになった香港

いよいよ措置が緩和されることになった香港

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 林鄭月娥(Carrie Lam)行政長官は4月14日、4月21日~5月4日の新しい新型コロナウイルス対策措置について発表した。飲食では店内飲食が22時まで可能になるほか、フィットネスセンター、娯楽場所などの営業停止措置を受けていた店の営業再開など、大幅に規制が緩和される。

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 香港は17日現在、検査による陽性反応を示した人は119万7825人、最終確定した累計感染者は30万9447人、死亡者は9139人となっている。新規感染者は747人、うち11人は海外からの輸入症例だ。一方、ワクチン接種者については、1回目が624万3121人(92.7%)、2回目も終えた人は583万1126人(86.6%)となっている。3回目の接種回数は306万4677回だ。

 香港政府はこれまで、中国政府のゼロコロナ政策に合わせてゼロコロナ政策を導入してきたが、2022年に入りオミクロン株による感染爆発が発生。水際対策も厳しすぎたことによりビジネスに影響が出ていると外国企業からの声もあり、ゼロコロナ政策の維持を実質断念し、3月22日、4月1日以降の防疫対策の方向性を示していた。その中で、飲食などは3段階に分けて緩和していくことを明らかにしており、今回はその第1弾となる。

 公衆での集まりを制限する「限聚令」は最大4人まで、公共の場や公共交通機関でのマスク着用義務を継続するが、2世帯以上がプライベートな空間で集まることの禁止については解除する。

 飲食では、レストランでの店内飲食禁止が18時~翌5時だったのが22時~翌5時に緩和された。テーブル1卓当たりの人数は2人から4人に増えたほか、宴会の上限は20人となった。店のスタッフは3日に1回、抗原検査を受けなければならない。

 ゲームセンターは1つのゲーム機に最大4人まで、ゲーム機の間隔を十分空けるほか、客の使用が終わる度に消毒する。

 フィットネスセンターは1グループ当たりのレッスンは4人まで。4人以上の場合は人の間隔を1.5メートルの距離を空けるほか、運動時は1時間に6回以上換気しなければならないほか、運動器具の使用が終わる度に消毒する必要がある。

 アミューズメント施設(ビリヤード場、ボウリング場、アイスリンク)は、レッスンの集まりの上限は4人で、それを超える場合は1.5メートルのソーシャルディスタンスが必要。ビリヤードとボウリングの消毒は利用が終わる度に、リンクは1日1回行う。リンクの外周にある小さな観戦用の座席は収容人数の50%まで。

 公共娯楽施設は、映画館、コンサート会場、博物館、テーマパークにおいては1グループ当たり最大4人(座席の場合は連続でも4席まで)または収容人数の50%まで収容できる。各施設共に使用後は消毒義務がある。映画館では観賞中の飲食も基本的に認められることになった。

 美容院とマッサージ施設も1グループの上限は4人で、利用者が終了した後の消毒、サービス提供時のマスク着用義務などがある。

 スポーツ施設でも1グループ4人まで、グループごとに1.5メートル離れなければならないなどがある。ただし、サッカー、バスケットボールなどの団体競技には適用されない。イベント会場や宗教施設も来場者は1グループ当たり最大4人までなどとなっている。 

 緩和の一方で、バー・パブ、浴室、パーティールーム、ナイトクラブ、カラオケ、麻雀、スイミングプール、クルーズ船は依然として営業停止のままとする。

 香港郵政(Hong Kong Post)は4月11日より、全ての郵便局で通常営業に戻っていたが、第1段階実施により、香港上海匯豊銀行(HSBC)などの各銀行は19日よりほとんどの支店でも通常営業に戻る。海洋公園(Ocean Park)は21日から火曜を除き営業を再開するほか、香港ディズニーランドも同様に21日、運営を始める(火曜・木曜を除く)。両施設とも事前の予約が必須。

 香港のウィズコロナは、ワクチン接種を基本とした政策「疫苗通行證(Vaccine pass)/ワクチンパス」を基本にしており、各施設の入場や利用は年齢と接種回数、規定された時期によって変わる。

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