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香港ディズニーが新ナイトプログラム 新キャッスルを舞台に

さまざまな視覚効果を使ったナイトショー

さまざまな視覚効果を使ったナイトショー

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 香港ディズニーランドは6月18日、新キャッスルを舞台にしたナイトプログラム「モーメンタス(Momentous)」を始めた。

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 香港ディズニーランドでは昨年、2年前のオープン以来のシンボル「眠れる森の美女の城」が「キャッスル・オブ・マジカル・ドリームス」として生まれ変わった。昨年夏には初のキャッスルショーがスタート。今回、新たにナイトタイム・スペクタキュラーの公演が始まった。

 同園に初めて大規模なプロジェクションマッピングを導入し、ウオータースクリーン、シアターライティング、花火、噴水、炎、レーザーなど特殊効果を用い、マルチメディアを駆使してディズニーの物語を描く。ディズニーとピクサーの約40の作品から約150のキャラクターが登場する内容に仕上げている。

 同作品は、「香港、米国、そして世界各地から集まったアーティストたちによって、5年以上かけて制作したもの」とエンターテインメント&コスチューム担当エグゼクティブ・ディレクターのアレックス・クリフトンは明かす。プログラムで使う曲についても、「刻々と変化する世界の中で、ゲストが家族や愛する人に感謝する時間を持つことを願ってオリジナルで作ったもの」だという。

 ストーリー構成は6部で組み立て、人生の各ステージを祝い、愛する人と過ごす時間を大切にするように描いたという。

 城の特徴がハイライトされ、物語の一部へと変化していく。「夢の城」に変身したと思えば、次の瞬間には高くそびえる木々の森に変わり、お城の周囲の堀がダンサーに変身するなど、テンポよく展開。照明や噴水などの演出と連動させるなどの工夫も多い。

 噴水は、高さ80フィート(約15メートル)の高さまで上がり、静寂を組み合わせて展開。ショーのテーマである「人生の旅路」「永遠性」「変化」「挑戦」「美」を表現し、「ゲストに新しい視覚体験を提供する」という。

 併せて、園内の4つのレストランでも香港人シェフ陳國強さんと張錦祥さんが同ショーをテーマにした4つのデザートも用意。雲龍軒では城と花火をテーマにし、栗入りのブレッドを添えたレモンとマンゴーのミルクプリン「繽紛●皇伴黄甘栗子包」を提供。●彩餐廳のパッションフルーツとベリーのクリームチーズケーキ「熱情果雜莓忌廉芝士蛋●」はチョコレートにミッキーのシルエットを描いた同プログラムのロゴをあしらった。9月30日まで。

 ショーの時間は20分で、週4~5回の頻度で展開する。時間は19時30分~または20時30分~。最新の公演情報はウェブサイトで確認できる。

 ●=女へんに乃、●=草かんむりに千、●=米へんに羔。

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