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香港・尖沙咀にカジュアル焼き肉店「801」 通し営業で定食提供、アラカルトも

店内は赤を基調とし、カジュアルな印象に仕上げた

店内は赤を基調とし、カジュアルな印象に仕上げた

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 尖沙咀の加連威老道に8月1日、焼き肉店「801」(G/F, Granville Building, 14Granville Rd, Tsim Sha Tsui, Kowloon TEL 2367 3838)がオープンした。同店を経営するのは香港で「焼肉かくら」3店舗を経営する会社で、「焼肉かくら」で人気のあるランチメニューを切り出し、気軽に焼き肉を楽しむことができる「ちょいと焼き肉」をコンセプトに新ブランドを立ち上げた。香港ではここ数年、相次いで焼き肉店がオープンし、「食べ放題」を掲げる店も多い中、同店は「コストパフォーマンスを重視したメニュー作り」に力を入れる。

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 「焼肉かくら」の売り上げは好調で、「最近では香港人は焼き肉の頼み方が分かってきていて、焼き方なども説明する必要がなくなった」とダイレクターの末永陽一さん。「もっと気軽に、そして日本焼き肉を香港に根付かせるため、この店のコンセプトを思いつた」と話す。オーダー後はすぐに提供できる体制を組み、「15分程度で立ち寄っても楽しめるようにした」という。

 店内は入り口付近にオープンキッチン、各テーブルにロースターと天井から煙突のように下がるフードが並び、テーブルや椅子は赤でまとめ、日本のポップスをかけるなどして「親しみやすく、元気ある印象」に仕上げている。4席、6席を中心に全70席を配した。

 メニューはメインとなる肉の盛り合わせを1つ選び、12時~17時の時間帯はご飯、みそ汁が無料で付くスタイル。肉の量は150グラムをシングルとし、300グラムをダブルとする2段設定で、カルビ、豚バラ、ねぎ塩鶏ももをセットにした「楽盛り」(108香港ドル)、ハラミ、カルビ、ミスジをセットにした「神盛り」(168香港ドル)、カルビ、ねぎ塩鶏ももをセットにした「炎盛り」(88香港ドル)とし、ダブルの場合はそれぞれが倍額になる。ほかにも黒毛和牛盛り(298香港ドル)、牛タン盛り(98香港ドル)、牛、豚、鶏のハラミだけを盛り合わせにした「ハラミBROTHERS」(148香港ドル)、ホルモン盛り(118香港ドル)などの盛り合わせを選んで定食スタイルで提供する。

 夜は特に日本人など、アラカルトでオーダーをしつつアルコールを少し楽しみたい人に向けて、厚切りハラミステーキ(138香港ドル)やタン塩(78香港ドル)、カルビ(88香港ドル)などの通常アラカルトメニューも設定する。「辛みそホルモン焼き」「辛みそはつ焼き」(各68香港ドル)などはバケットのままロースターに載せて焼く。鶏肉は日本から輸入し、セセリ(68香港ドル)やハツ(58香港ドル)などの部位は日本から輸入したものを使う。

 牛は鹿児島産和牛など日本のものやアメリカ産のものなども組み合わせて使うが、コロナ禍でも同グループの焼き肉店への来店客数はそれほど落ち込むこともなく、順調に推移しているという。逆に国内の加工場などでの感染対策などにより「欲しい部位を要望通りに調達することに苦労するケースもある」と末永さん。「香港のお客さまにどんどん消費してもらうためには、常に満足してもらえる品ぞろえにしておくことも大事」とも。

 営業時間は12時~22時30分。休憩なしで通り営業することで回転率の高い店を目指し、1日に4~5回転、300人の集客を目標に据える。現在アルコールライセンス申請中。

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