香港の九龍塘駅直結のショッピングモール「フェスティバルウオーク」のアトリウム(Level LG2, Festival Walk, 80 Tat Chee Ave)で現在、海外初の「ドラえもん未来デパート」が開催されている。
ドラえもんオフィシャルショップ「ドラえもん未来デパー ト」は 2019 年、東京・お台場にオープン。東京・お台場店の店内には「ひみつ道具ラボ」「カスタマイズコーナー」「ショップ」「ポストオフィス」の4つの区画があり、ひみつ道具を使った遊び体験もできる体験型店舗に仕上げた。今回、香港に海外初の期間限定店舗としてオープンすることになった。
香港ではアニメも放送されていたこともあり、香港人にとってもドラえもんは日本のように身近な存在で、日本では1969年に漫画連載が始まり、香港では1976年から雑誌「児童楽園」で連載が始まった。日本以外では香港が最も早く最新のストーリーを読むことのできる都市で、現在は原音に近い「多●A夢」という文字が当てられているが、当初は「叮●(ディンドン)」という名前で親しまれてきた。
会場入り口にはドラえもんのオブジェを置き、同イベントのために特別に製作した立体造形物で特別フォトスポットを設けた。期間限定ショップでは、日本国内限定品をはじめ、ドラえもん未来デパート限定商品など約 300 アイテムほど取り扱い、日常品、インテリア雑貨、アパレル、アクセサリーなど、ラインアップは多岐にわたる。
香港店限定商品としては、文字の入ったサイコロを組み合わせて使う万年カレンダー「万年カレンダー 土管に座って」(390香港ドル)、ひみつ道具「タイムふろしき」をモチーフにした時計「タイムふろしきの置時計」(450香港ドル)。インテリアにもなる置き物系は多数種類を用意する。
ほかにも「造花専用一輪挿し(ドラえもん・ドラミ)」(320香港ドル)や明るさを3段階で調節できる「シリコンルームライト(ドラえもん&ドラミ)」(880香港ドル)はtype-C 充電式で、点灯時間は約30時間使うことができる。
本染め手ぬぐいシリーズとして、「ひみつ道具手習帳」「ドラえもんのおやつ時間」「タイムふろしき」「ドラえもんづくし」「ひみつ道具づくし」(各220香港ドル)の 5種類も用意。伝統的な注染技法で一枚ずつ日本の職人が染め上げたもので、拭いたり包んだりする用途以外にも、額縁に入れてインテリアとして飾ることも勧める。
ネックレスやブレスレット、ピアスなどのアクセサリー類(130香港ドル~200香港ドル)はドラえもんと花のモチーフ。食器類はラーメンどんぶり(220香港ドル)のほか、サーモマグ(280香港ドル)、懐かしさも感じさせるガラス製の食器でクリームソーダグラスやデザートグラスなども販売する。
営業時間は11時~21時。今月19日まで。
●口へんに拉。●=口へんに當