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尖沙咀東のホテル・アイコンが限定アフタヌーンティー 日本産イチゴ5種使う

イチゴの食べ比べができるアフタヌンティーセット

イチゴの食べ比べができるアフタヌンティーセット

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 尖沙咀東のホテル・アイコンのカフェ「GREEN」(G/F, Hotel ICON, 17 Science Museum Road, Tsim Sha Tsui East, Kowloon, Hong Kong TEL:3400 1300)が現在、日本産イチゴ5種を使ったアフタヌンティー「Japanese Strawberry Festival Afternoon Tea」を提供している。

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 香港では年々日本産イチゴの販売実績が増え、20種類以上の日本産のブランドイチゴが販売されている。冬のスーパーマーケットの売り場では目立つ位置で大々的に販売されており、これまでは日系の百貨店や高級スーパーマーケットでのみ販売していたが、近年では「Wellcome」「Parkn Shop」などの地元スーパーマーケットでも販売している。

 同ホテルのエグゼクティブシェフのダニー・ホーさんはメニューを考える上で、20種類以上の日本産のイチゴを食べ比べ、味、色、香り、形、ペイストリーとの相性などを考え、今回のアフタヌーンティーセットでは佐賀県産「いちごさん」、熊本県産「恋みのり」、長崎県産「ゆめのか」、福岡県産「あまおう」、奈良県産「淡雪」の5種類を使いオリジナルメニューを開発した。試食を繰り返すうちに、何も手を加えていないイチゴ本来の味も伝えたいと考え5種類のイチゴをそのまま皿に並べて食べ比べることができるイチゴプラッターをメニューに加えた。

 香港のアフタヌーンティーは本来、イギリス式のケーキなどの甘いスイーツとフィンガーサンドイッチなどのセイボリーを組み合わせたものが一般的だが、同ホテルでは1年前の香港でのコロナ規制として飲食店は18時までしか営業できなかった時期に、遅めのランチや早めのディナーとしてアフタヌーンティーセットを打ち出した。前菜、メイン、スイーツなどのコース仕立てで提供しており、コロナ規制が撤廃された現在でも継続している。

 アフタヌーンティーに含まれるのは広島産のカキを使ったベイクドオイスター、カニ肉と海鮮のカニの甲羅グラタン、日本産カボチャのスープの3種前菜、メインは日本産の赤ワインソースを使ったサーロインステーキ、ハタのグリル日本産イチゴのサルサソース仕立て、北海道産ホタテのクリームパスタの3つから1つを選ぶ。68香港ドル追加でフォアグラも提供する。

 スイーツは5種類のイチゴを並べたイチゴプラッターと2段式のデザートプレートで提供し、「恋みのり」を使ったイチゴ大福やイチゴのロールケーキ、「いちごさん」を使ってピンクに染め、マスカルポーネを入れたチョコレート菓子やイチゴを日本酒のゼリーでキューブに固めたもの、イチゴティラミス、イチゴと季節のフルーツのスティックに、イチゴとライチとバラで作った自家製ジャムを添えたスコーンの8種類を並べる。

 これに加え、同ホテル自家製抹茶豆乳アイスクリームを食べ放題とした。ドリンクはillyコーヒーまたはTWGの紅茶セレクションから選び、土曜・日曜・祝日のみフランス産のスパークリングワイン1杯を無料で提供する。

 アフタヌーンティーは15時~18時。価格は、平日1人用=418香港ドル、2人用=728香港ドル。土曜・日曜・祝日、は1人用=448香港ドル、2人用=788香港ドル。1日前までに要予約。提供時間は15時~18時。終了日は未定。

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