食べる

香港に「コメダ珈琲」初進出 モーニング文化を香港にも定着させたい

  • 202

  •  

 香港の黄埔駅直結のイオンスタイルに10月21日、「コメダ珈琲(コーヒー)」が進出する。初の香港進出となり、香港市場については、35周年を迎えるAEON社とマスターフランチャイズ契約を交わし、同市場での展開を図ることになった。コメダ珈琲は名古屋発のフルサービスコーヒーチェーンで、現在、日本国内900店舗以上、海外33店舗を展開している。

日本から資材も調達して内装もぬくもりある店に仕上げた

[広告]

 ウッド調の内装に赤いベロア貼りのソファも日本と同様の仕様で、グラスや陶器のコーヒーカップなども全て日本から調達した。天井からはステンドグラス調の傘タイプの同じ照明を採用するなど、「日本と同じ」空間に仕上げている。2780スクエアフィートの店内に120席を配置した。USBポートやACアダプタなども各テーブルに備える。

 メニューは「選べるモーニング」とし、11時まではコーヒー類(39香港ドル以上)を注文すれば厚切りトーストにゆで卵か卵ペースト、小倉あんから選択したものを付けられる。香港では「朝からよく食べる人が多い」という市場特性を踏まえ、10香港ドルの追加で、さらに半分のトーストや卵ペーストなどを追加できるほか、20香港ドル追加で、ポテトやミニサラダ、コーンスープやヨーグルトを追加できる。10香港ドル追加のメニュー群の中には、香港限定で「シュウマイ6個」も加えてローカライズを図った。

 コーヒーは「コメダブレンド」をはじめ、「アメリカン」(以上39香港ドル)、「ウインナコーヒー」(45香港ドル)、「豆乳オーレ」「ミルクコーヒー」(以上40香港ドル)などを用意。約1.5倍の大きなカップで提供するメニューも45~46香港ドルで用意する。九州の「大阿蘇牛乳」を使ったソフトクリームを載せたドリンク類もそろえ、「カフェモカ」「クリームコーヒー」「クリームオーレ」(以上55香港ドル)などを用意するほか、「グリーンティーフロート」は香港限定メニューとして提供する。

 食事のアラカルトメニューも終日楽しんでもらえるように、いずれもボリューム感のあるメニューにする。「手作りたまごドッグ」(45香港ドル)、「たっぷりたまごのピザトースト」(68香港ドル)のほか、11時30分以降はサラダとパンもワンプレートにセットした「ナポリタン」「ミートソース」(以上78香港ドル)に加え、サラダとパンもセットにした「エビフライ」(108香港ドル)や「ヒレカツ」(98香港ドル)などもある。ほかにも「ビーフシチュー」(90香港ドル)やエビとホワイトソースの「コメグラタン」(85香港ドル)なども用意することで、朝食だけでなくディナータイムでも利用しやすくしている。サクサクに揚げたパティに、辛子マヨの濃厚なソースをかけて食べるバーガー「金のメンチカツバーガー」も香港限定メニューとして提供する。

 香港にはもともと熱いものと冷たいものを組み合わせる文化があるが、コメダの看板メニュー「シロノワール」(65香港ドル)も提供する。64層のシュー生地を折り重ねて作るデニッシュパンに、このパンの温度で溶けるように計算したというソフトクリーム、シロップをかけるスタイルも日本同様とした。

 1号店オープンに当たり、コメダホールディングスの甘利祐一社長も来港し、「日本とほぼ同じものを再現できた。我々はファミレスやセルフサービスの喫茶店と比較されたりもするが、コメダはコーヒーとパンを提供することで『くつろぎを提供する』ことが一番の目的。約50年間、くつろぎを追求してたが、香港にも日本の文化、モーニング文化を根付かせたい」と意気込む。香港市場開拓のパートナーとしてAEON社と組むことになった背景には、「香港のAEONサイドから強いオファーがあった。香港で長年事業を展開してきたことが大きい」と説明する。

 営業時間は7時30分~22時。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース