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中環にメキシコ料理店「Uncle Miguel」 本場出身シェフがメニュー考案

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 メキシカンレストラン&バー「Uncle Miguel」(G/F, 49 Peel Street, Central TEL 3686 0377)が5月2日、香港中環の中心でありながら情緒ある雰囲気が続く坂道「卑利街」にソフトオープンした。

5種類のタコス盛り合わせ「Taco Platter」

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 店名の「アンクルミゲル」は、「ある一人のおじさんのストーリーから生まれた」という。創業者らがキューバを旅していた時、メキシコ人の老人に遭遇した思い出がある。この老人は、外国の地で毎晩、明るいランタンを立て、故郷のタコスを異国の街に広めようと、ビーフとポーク2種類の味を楽しめるタコスを売り、常に高い人気を誇っていた。信じられないくらいに故郷の味をアピールしようとする姿勢に感動。異国の地で頑張る姿に感動し、自分たちの店の名前に付けたという。

 店内はストリートテイストを取り入れ、打ちっぱなしのコンクリートにペイント画を赤で描いたり、手作りのモザイク画も目立つ位置に飾ったりするなど、にぎやかでカラフルに仕上げた。一風変わった形のランプシェードは、メキシコのアーティスト、フリーダ・カーロへのオマージュだと言い、手作りの木製ダイニングテーブルとベルベット張りのチェアや革張りのソファなどを備える。

 メニューを考案したシェフは、メキシコのハリスコ州グアダラハラ出身。「Less is more(少ないほうが豊かである)」の精神で作る料理はメキシコの北部から中央部のメニューを中心に用意した。定番の「ケサディーヤ(Quesadillas)」(78香港ドル)や「ファヒータ(Fajitas)」(218香港ドル)は、北部地域でよく見かける。

 中部地方で人気の料理「エンチラーダスロハス(Enchiladas Rojas)」(148香港ドル)は、たっぷりの鶏肉を使い、チーズ、タマネギなどを載せて仕上げ、「セビチェ(Ceviche )」(128香港ドル)は、毎日マリネされた新鮮なシーバスを使う。それぞれのメニューにはコーンチップスも添える。

 5種類のタコスを盛り合わせた「Taco Platter」(208香港ドル)も用意。トウガラシやニンニクが入ったスパイス液にマリネした豚肉を、一枚ずつ串に刺し、大きな塊をケバブのように焼く。その肉をナイフでそぎ落としたものをタコスの具にする「アル・パストール」、牛のステーキとアボカドを使う「カルネ・アサダ」、白身魚のフリットをいれる「バハ・フィッシュ」など5種類を皿に並べる。

 メキシカンに合わせるのはテキーラで、「マルゲリータ」の種類も多い。透明な色のテキーラ「ブランコ」、短いながらもたる熟成させていることで、たる由来のまろやかさがあるという「レポサド」、オークだるで3年以上熟成させた高級テキーラ「アネホ」など、さまざまなテキーラの銘柄を用意する。

 ノンアルコールは、メキシコでよく飲まれている「オルチャータ(Horchata)」(58香港ドル)をメニューに入れた。カヤツリグサと呼ばれる植物の地下の茎にできる塊のことで、根菜の一種である「タイガーナッツ」を使い、ライスミルク、アーモンド、シナモン、バニラなどをベースに作る。

 営業時間は12時~翌1時(ソフトオープン中の5月14日までは17時~23時)。日曜定休。

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