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香港・啓徳の複合施設「AIRSIDE」に屋内サーフィン施設「浪谷」

街中でサーフィンができる施設がAIRSIDEに登場

街中でサーフィンができる施設がAIRSIDEに登場

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 香港の再開発エリアMTR啓德駅直結の大型複合施設「AIRSIDE(エアサイド)」に1月17日、屋内サーフィン施設「浪谷(Groundswell)」(601, 6/F, Airside, 2 Concorde Road, Kai Tak, Kowloon TEL 3564 8345)が開業した。

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 昨年オープンしたショッピングモール内に1万4000平方フィート以上の広さを誇る同施設は、人口波のサーフィンエリアとグルメエリアから成る。冬は寒くなる日もある香港でも一年を通じて天候にも左右されずに波乗りをすることができる。

 サーフィン体験はオープンセッションとして、インストラクターが付き、利用者が自由に波に乗れるように配慮する。1セッションは60分間で、料金は500香港ドル。各セッションの定員は最大20人。料金には更衣室の利用、道具、タオル、ロッカー、シャワー利用なども含まれる。ウエットスーツなどは基本的に持参が必要だが、ウエア、サーフシャツなどは販売も行う。年齢制限は設けないが、ボディーボードは身長107センチ以上、スタンドアップライディングは身長120センチ以上が条件。

 オープンセッション以外にも、同社が展開するサーフィンスクールでサーフィンのレッスンやコーチングセッションを受けることができる。サーフィンの基礎から始めたい人にも、高度なテクニックを磨きたい人にも、子どもから大人まで、それぞれのレベルに合わせて指導するという。

 サーフィンエリアに隣接した飲食エリアはビーチを思わせる色調とインテリアで構成。かつて西環にあった「Potato Head」で料理長を務め、ミシュランにノミネートされたヘリ・ラハルジョ(Heri Raharjo)シェフが率いる。看板メニューは、エビのパパイヤサラダ、チキンサテ、トムヤムクン、パッタイ、エビのサラダなど、スナックメニューからアラカルトまで東南アジア料理を提供。ドリンクもアイスレモングラスドリンク、バタフライココナッツジュースなどトロピカルなラインアップをそろえた。香港の離島、坪洲で栽培し、焙煎(ばいせん)したコーヒー豆を使ったコーヒーなども提供する。

 創業者のクリス・オブライエン(Chris O’Brien)さんは「にぎやかな街の中心にあるサーフィンの楽園、ビーチサーフィンの爽快感を屋内に持ち込み、都会にフローボードの活気ある拠点を作ることを目的に、波乗りのスリルを香港の中心で味わえる場所を想像した」と話す。「我々のコンセプトはAIRSIDEが目指す境界線が曖昧になる空間というビジョンに重なるものがあり、サーフィンが香港の都市構造に織り込まれた空間。私たちは波乗りの興奮を求める人たちの入り口になることを目指す」とも。

 営業時間は11時30分~22時。

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