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香港・上環の地中海イタリアン「JUNO」、コース・ブランチメニュー刷新

上環の地中海イタリア料理「JUNO」で新しくスタートしたコースとブランチのメニュー

上環の地中海イタリア料理「JUNO」で新しくスタートしたコースとブランチのメニュー

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 上環の永樂街にある地中海イタリア料理「JUNO」(G/F, 88 Wing Lok Street, Sheung Wan, TEL 2703 5188)が3月28日、新しいコースメニューとブランチメニューの提供を始めた。

オリーブのイメージのグリーンが店のカラー。カジュアルな店内の様子

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 ピンクとオリーブの色調でまとめた店内は、1300平方フィートのスペースの中央に大理石張りのキッチンを配置し、50人が着席できる2つの異なるダイニングエリアを備える。壁はしっくいで仕上げ、高い天井にはカスタムデザインのペンダント照明を飾り、柔らかい雰囲気を演出。店名の「JUNO」はローマ神話に登場する愛の女神にちなんだもの。

 「南欧のエッセンスを採り入れた」というブランチメニュー(308香港ドル)は、ジョルディ・バジェス・クラベロール(Jordi Valles Claverol)シェフによる、「モダンで家庭的な要素をちりばめた」内容で、土曜・日曜に提供する。前菜は5種類の中から2品、メイン、デザートを選ぶ。バターナッツカボチャを使い、カリカリにローストしたカボチャの種とミントオイルをかけた「バターナッツパンプキンスープ」や、ナスを炭火でローストし、松の実、ミント、バジル、蜂蜜であえた「キャビアオーバージン」など。ほかに、南イタリアの特産品であるソフトチーズをクリーミーに仕上げ、エアルームトマトとフリゼエンダイブと呼ばれるサラダ菜と合わせて食感の変化を楽しむ「ブラータプーリア」(40香港ドル追加)などから選ぶ。

 メインのセレクションは、同店のシグネチャーでもあるトリュフとパルメザンチーズを練り込んだ細いリボン状の卵入りパスタを使う「トリュフタリオリーニ」のほか、旬のバラマンディを主役に、かんきつ系の香りがするポークリブにザクロの糖蜜をかけ、ローズマリーが香るベークドポテトを添えた「コートダジュールスタイル」、「シェフのリゾット」(60香港ドル追加)は、イタリア産カルナローリ米、クリーミーなマスカルポーネ、アマルフィ海岸産レモンを使い、トリュフ風味のアンガス牛の?肉をのせた。

 ほかにもメインには、炭火焼きのプライムUSDAリブアイや、スペインのショートヌードルを使い、イタリアの香味ベース「ソフリットソース」で調理した高級赤エビ「カラビネーロ」と柔らかいイカの風味が絡み合うメニューもある。

 デザートもキャラメルとバニラアイスをのせた「タルト・タタン」や、バローナ産ココアパウダーをまぶした「ティラミス」(20香港ドル追加)をシャンパーニュクープに入れ提供する。

 ドリンクも、ワイン好きのシェフ自らセレクトしたという、プーリアの果実味が力強い南欧のワインを並べる。カクテル(100香港ドル)、モクテル(80香港ドル)のほか、ブランチには90分間の飲み放題プランも用意。スパークリングワイン、ワイン、エストレージャ ガリシアビールや、ネグローニなどのカクテルを提供する。

 新しい7品のコースメニュー(538香港ドル)も、メインはトリュフタリオリーニやリゾットなどブランチとほぼ同じだが、前菜はシェアスタイルで5種類を提供する。オーブンで焼いたローズマリーパンに48カ月熟成させたイベリコハム、ブッラータチーズ、パドロン産ピーマンの炒め物などでスタート。グレープフルーツ、シャルドネビネガー、白ワイン、オリーブオイルで味付けしたマグロのタルタルのほか、イタリアのパプリカをの煮込み、さらに炭火を使った「ペペロナータ」は、ナス、アンチョビーオイル、ケッパーを加え、スモーキーな味わいに仕上げた。

 「イタリア料理とスペイン料理の伝統に現代的な創造性を加えた新しい創作料理で、大地と海の高級食材を主役にした」とシェフのジョルディさんは話す。

 営業時間は、ランチ=12時~16時(土曜・日曜は11時30分~16時30分)、ディナー=18時~23時。

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