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香港に日本アニメ体験の大型施設「ANIMA TOKYO」 レストランも

尖沙咀に日本のアニメコンテンツで構成する施設がオープンした

尖沙咀に日本のアニメコンテンツで構成する施設がオープンした

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  日本の小説・漫画・アニメ・ゲーム・映画などのエンターテインメント関連のIP資源を発信する大型施設「ANIMA TOKYO」(Silvercord, 30 Canton Rd, Shop G38B, C, D, and 139B, C, F, Tsim Sha Tsui, Hong Kong)が4月29日、香港・尖沙咀の廣東道にオープンした。

昭和をイメージした飲食店エリア

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 施設面積は約8万平方フィートで、3フロアに、グッズの展示・販売エリア、食のエリアを設けた。限定品からコラボ商品、新商品まで4000以上のアイテムをそろえ、小売り、エンターテインメント、ダイニングがシームレスに融合したランドマークを目指す。

 「機動戦士ガンダム」「ちびまる子ちゃん」「鉄腕アトム」など、日本を代表する名作アニメを多数展示するほか、映画公開や新作ゲームなどのプロモーションスペースとしても機能させていく。

 グラウンドフロアには巨大ディスプレーを置き、ブランドストーリーや主要IP、展示会の予告編などを映し出す。壁面の商品棚はコミックのようなデザインで飾り、漫画とアニメーションを融合させ、現代日本のアニメ文化の魅力を紹介。メインエントランスの大型スクリーンを抜けるとレインボートンネルに入り、「ポケモン」のレアカードなどを展示した。天井や陳列棚にも漫画のコマ割りの要素を取り入れ、白と黒を基調とした水玉模様の装飾を施す。

 グッズは4000点以上を販売し、「ポケモン」「ONE PIECE」「海賊戦隊ゴーカイジャー」「呪術廻戦」「推しの子」「進撃の巨人」など、人気アニメシリーズを広くカバーする。

 施設内にはゲーム体験ゾーンも設ける。PlayStation、Nintendo Switch、 Xboxの3大ゲームメーカーの最新ゲームを体験でき、利用客がゲームのヒントを交換して交流を図ったり、腕を磨いたりすることができるスペースを設けた。5月下旬にはガシャポンのポップアップストアもオープンする予定。

 初回の企画展は、期間限定で「鋼の錬金術師展」を初開催する。展示エリア約1万平方フィートに300以上の展示品とコレクションを展示。実写映画「鋼の錬金術師2022」で使われた衣装や小道具などを展示する。別途入場料が100香港ドル(学生90香港ドル)必要。

 展示を7つのゾーンに分け、実寸大の模型、3Dコスチューム展示、マルチメディア・アニメーション・インスタレーションなど配置した。 「錬金術師の研究室」「キメラ」「真理の扉」などのフォトスポットも用意。 荒川弘さんの漫画原稿やカラーイラストを展示するほか、「インキュべース・アリーナ」にはテーマカフェエリアを設け、キャラクターをイメージした9種類の期間限定メニューも用意した。「鋼の錬金術師」串焼き&エビチヂミ、スパイシーミートソースホットドッグ、サクサクアップルパイ、サクサクホットドッグ 、アイスクリームタワー、「鋼の錬金術師」 ローズハニーウオーター、玉緑茶、阿里山ウーロン茶、鉄観音ミルクティーなど、いずれの料理にも 「鋼の錬金術師」の要素を取り入れる。

 他の飲食エリアでは、ミシュランの星を獲得したチームが2階に昭和レトロな大型の「昭和の食の街」を再現した。1940~1980年代の昭和の雰囲気を再現した内装とデザインで、3万平方メートルの広さを誇る。フードコートのようになっており、海鮮居酒屋「海宝水産」、すし店「鮨(すし)愛」、和食ダイニング「天鳥居酒屋」、ラーメン「i拉麺(ラーメン)」、ペストリーショップ「桃子のBakery」、ジャパニーズ・ウイスキー・バー「Takumi Whisky Bar」などが軒を連ねる。

 同じ区画に着物体験ゾーンも用意するほか、さまざまな文化イベントも定期的に開催。マグロの解体実演や日本の祭りなど、さまざまな文化イベントも定期的に開いていく予定。

 オープンに際して5月15日まで、アニメのコスチュームで来場するとショッピングや食事が割引になる。グッズなどは5%引、フードコートでの食事は10%引になるほか、500香港ドル以上の消費で、着物体験ゾーンで浴衣30分間着用を進呈する。

 営業時間は10時~22時(フードエリアは11時~、ウイスキーバーは16時~翌2時)。

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