30度を超える日が続く夏真っ盛りの香港に6月29日、夏季限定のウオーターパーク「Skechers Summer WaterPark 2024」(Wuton He, Shek Wu San Tsuen, New Territories, Hong Kong TEL 6993 5582 WhatsAppのみ)がオープンする。場所は、中国本土にほど近い上水(Sheung Shui)エリアに子どもから大人、家族連れまで楽しめる水上アスレチックで構成される。
香港では6月27日は今年の最高気温となる34・4度を記録し、今年は特に酷暑日が多くなることが予想されている。夏の香港は気温が高い上、湿度が80%を超えるのが一般的で蒸し暑く、そのため、旧啓徳空港(Kai Tak Airport)跡地や中環(Central)など毎年、香港のどこかでウオーターパークが開かれてきた。夏が長い香港では10月末までの開催を予定している。
ウオーターパークの広さは6万平方フィートで、2つのインフレータブルプールがある。メインは1万平方フィートの大きさのプールで、イルカやクマの滑り台があるほか、水上に浮かぶフローティングベットやジャングルジムなども用意。人工プールには欠かせない波のプールのほか、泡を作り出す機械を設置して泡をプールに向かって噴射するエリアも設けた。そこで水鉄砲を使って遊ぶことができる。
波のプールでは、その特徴を生かし、12時~17時は1時間に1回、別料金で45分間のスキムボード体験をすることができる。スキムボードは小さなサーフボードのようなもので、波打ち際で波乗りを楽しむもの。ここでは人工の波を利用してスキムボードを知り、楽しんでもらおうとい設置した。1回当たり最大で5人が体験できるが、予約が必要。
もう一つは子ども向けの人魚体験。人魚になれるコスプレを用意し、人魚の尻尾を動かせるほか、プールサイドで記念撮影を行うなど、SNS時代を意識したプログラムを用意した。ほかにも、腕に絵柄を描くボディーペイントも企画する。
今回のウオーターパークでは、24時間稼働可能なろ過装置を設置し、アフターコロナを意識して衛生面にも力を入れた。
チケットは専用サイトで販売。大人の料金は、平日=328香港ドル、週末=358香港ドル。4人一緒であれば、平日=888香港ドル、週末=988香港ドルになるなど、グループ割引も用意。45分間のスキムボード体験と人魚体験は各188香港ドル。
水深は公表していないが、身長110センチ以下の子どもは「大人と一緒に入らなければならない」としている。水着のレンタルなどはないが、現地で水着の販売も行う。
営業時間は11時~18時。10月28日まで。