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香港ヤクルト、日本から輸入の「Y1000」販売開始 各店で売り切れ相次ぐ

販売初日は香港の販売店舗でも売り切れが相次いだ「Y1000」。

販売初日は香港の販売店舗でも売り切れが相次いだ「Y1000」。

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 香港ヤクルトは3月12日、日本で販売する「Y1000」の香港での販売を始めた。発売初日の12日、香港島の各店舗はすぐに完売となり、スーパーマーケットの店頭には売り切れを伝える表示が置かれた。

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 香港ヤクルトは、台湾・ブラジルに次ぐ3カ国目の海外事業所として、1969年に業務を開始。香港とマカオマーケットを管轄し、ヤクルト、ヤクルトLT、ジョアの3品目を展開している。ヤクルトとヤクルトLTは香港にある自社工場で製造し、ジョアについては日本から輸入した商品を販売する。

 香港マーケットのヤクルトは日本の65ミリリットルボトルとは異なり、香港の消費者のニーズに合わせたサイズである100ミリリットルボトルを採用するなど、独自のマーケティング戦略により、香港市場でシェアを築いてきた。香港担当域内で平均して1日当たり29万本の販売本数を誇る。

 香港ではヤクルトレディによる宅配サービスがないため、スーパーマーケットやコンビニエンスストアなどの店頭チャネルを中心に商品を販売。域内に29のルートを編成し、小売店への配送は自社物流で行ってきた。

 Y1000は日本から輸入する。香港でも、消費者や取引先から問い合わせや販売要望があったことが、今回発売に踏み切った背景にあるという。

 Y1000は2021年10月、日本国内で店頭向けに発売された商品。香港でのターゲットも日本と同様で、就労者や学生にターゲットを設定した。

 香港では、太古のAEON STYLE康怡やAPITA ほか、銅鑼湾のSOGO Freshmart、時代廣場のcity'superの店頭にも並んだ。ほかにも、各地のDONKI、YATA、TASTEなどスーパーマーケットを中心に販売する。今年の販売目標は毎日1300本と設定し、希望小売価格は19.9香港ドル。

 香港ヤクルトは「香港でのY1000の輸入販売により、日本同様、ストレス社会といわれる香港の消費者の健康ニーズに応えるとともに、現代の社会課題の解決に貢献していきたい」とする。

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