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香港に福岡の「大地のうどん」初上陸 店内で麺を熟成、半透明のうどんに

看板メニューの「牛蒡牛肉天婦羅烏冬」(93香港ドル)と梅おろしぶっかけ「大根梅子冷烏冬」(88香港ドル)

看板メニューの「牛蒡牛肉天婦羅烏冬」(93香港ドル)と梅おろしぶっかけ「大根梅子冷烏冬」(88香港ドル)

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 福岡のうどん専門店「大地のうどん」(Shop 146A, 1/F, Olympian City 2, 18 Hoi Ting Road, Tai Kok Tsui, Kowloon TEL 2328 6266)が1月26日、香港の奥運駅直結のショッピングモール「奥海城(Olympian City)」にオープンした。香港初進出となる。

全60席を備える茶色を基調とした店内

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 「大地のうどん」は、福岡・北九州を拠点とする「豊前裏打会」流派をうたい、独自の半透明うどん文化を継承する。今回の香港出店では、総本店の味を忠実に再現しつつ、香港の気候や水質に合わせた調整を行い、「現地ならではのうどんに仕上げて提供する」という。

 茶系を基調としたシンプルな店内に60席を用意。一人客でも利用しやすいよう、カウンタースタイルのエリアを数多く設けた。

 半透明で弾力のある麺が特徴。約20時間に及ぶ熟成工程によって生み出されるという。まず塩水と専用粉を混ぜて8時間発酵させ、その後、手もみで麺筋を整え、さらに12時間の2次熟成を経て麺を柔らかく仕上げる。製麺に使う機械などは日本から取り寄せた。

 切り出した麺は即座にゆで上げ、10分以内に提供。ゆでた後は冷水で締め、再び熱湯で短時間湯通しすることで、外は柔らかく、内は弾力のある独特のコシを実現できるという。冷うどんの場合は氷水で締めることで、さらに「爽快な口当たり」を実現する。「温かいうどんの方がやや柔らかく、うどん本来のコシを楽しむには冷たいぶっかけうどんがお薦め」だという。

 スープは昆布、かつお節、イワシ、サバなどを使い、毎日1時間かけて煮出す。黄金色に澄んだだしは「深いうまみ」を持ち、「麺の透明感と調和する」ようにした。天ぷらは揚げたてにこだわり、衣は熱いだしに浸しても食感を保つという。

 福岡うどんの象徴ともいえる「ごぼう天ぷら」は、繊維に沿って切り出し、風車のような形に揚げることで、うどんの丼からはみ出させ、視覚的にも楽しめるようにしている。ゴボウと牛肉を組み合わせた「牛蒡(ごぼう)牛肉天婦羅烏冬」(93香港ドル)は、店の看板メニューとして提供する。

 温かいうどんは、シンプルなきつねうどん「油揚鳥冬」や、わかめうどん「」(同58香港ドル)、カレーうどん「●●鳥冬」、子ども向けのミニうどん「迷●雑錦鳥冬」(以上48香港ドル)などもそろえる。冷たいうどんは、野菜天ぶっかけ「●●」(88香港ドル)や大きな梅干しを丸ごと入れた梅おろしぶっかけ「大根梅子冷烏冬」のほか、7種のぶっかけうどんに加え、ざるうどん「鰹(かつお)魚汁沾冷烏冬」(58香港ドル)や天ざるうどん(98香港ドル)などもそろえる。わかめ、きつね、温玉、大根おろしなどのトッピングも追加料金でそろえる。

 すり身から卵、野菜を混ぜ、注文が入ってから生の種を伸ばして円形にして揚げるという「丸天」もあり、これを載せた「丸天うどん」(88香港ドル)は、うどん鉢の円にそってすっぽり丸天が浮かぶ博多うどんの人気メニューだという。

 香港では定番メニューに加え、限定メニューも用意。博多明太子を炙(あぶ)り、バターと合わせた「博多明太子牛油釜玉烏冬」(108香港ドル)は和風と現代的な味覚を融合させたメニューで、香港限定で用意した。提供直前に明太子をバナーで炙る演出も行う。

 営業時間は11時~22時。

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