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尖沙咀ハーバーシティにイタリアン新店-イタリアのミシュランシェフ監修

イタリア北部の料理をメーンに展開するイタリア料理店

イタリア北部の料理をメーンに展開するイタリア料理店

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 ハーバーシティを構成するビルの一つ、円形状のオーシャンセンターにあり、ハーバービューレストランがあることでも知られるレストランエリア「パティオ(The Patio)」に4月24日、イタリアンキュイジーヌレストラン「La Locanda」(Shop 402,4/F,Ocean Centre,Harbour City,TST,TEL 2785-9600)がグランドオープンした。運営はレストラングループ「ダイニングコンセプト」。

落ち着いた配色で仕上げた店内

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 120席をゆったりと配置した広めの空間に、落ち着いた色合いで「ぬくもりを大切にそろえた」というインテリアを配置する。店内奥にあるオープンキッチンにはカウンター席を設け、シェフの姿を見ながら食事をすることも可能な造りに仕上げた。

 イタリア・ベローナにある「Dodici Apostoli」や「Marconi」などミシュランレストランの創設者でもあるセレブリティシェフ、ガンカルロ・ペルベリーニさんがプロデュースを手掛けた同店。ベローナ地方の製菓業を営む一族に生まれたペリベリーニさんは、製菓よりも調理することに熱意を見いだし調理人として成功したことで知られる。ヨーロッパ各地で多くのレストランを手掛け、イタリアンレストラン業界に大きな業績をもたらした。

 「人は誰でも幼いころに、母親や祖母が作ってくれた料理の味や香りの記憶を持っているもの。最新の技術や素晴らしい材料を使いながらも、私の本能で作る料理が、ゲストのそうした記憶を呼び起こすことができる。そのゲストたちが料理を楽しんでいる姿を見るのが最大の楽しみ」とペルベリーニさん。郷土であるベローナ地方の味を中心に、トスカーナ、ベニスなどの北部料理を「昇華させた」トラディショナル・イタリアン・キュイジーヌを提供する。

 「海鮮のリゾット」(208香港ドル)や「パルメザンチーズリゾット」(168香港ドル)、「ビーフラグーのほうれん草ラザニア」(178香港ドル)など、イタリア北部の料理が「おすすめ」だという。アラカルトには、食のトレンドにもなりつつあるベジタリアンメニューを用意し、前菜からデザートまでをそろえた。ランチメニューでは、前菜、サラダ、スターターにデザートが付いた「シェフズビュッフェ」(138香港ドル)や、パスタ、ピッザ、メーンコースから成る「ビュッフェメニュー」(168~228香港ドル)も用意する。

 営業時間は12時~23時。土曜・日曜・祝日はブランチメニューを提供する。

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