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香港セレブシェフが和食に挑戦-銅鑼湾に新ビルにすしメーンの和食店

彩り豊かに盛り付けたすし

彩り豊かに盛り付けたすし

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 香港で最も有名なセレブリティシェフの一人、ハーラン・ゴールドスタイン(Harlan Goldstein)さんが5月9日、銅鑼湾タイムズスクエア裏側の新複合ビル「ミッドタウン」にすし・刺し身をメーンにした和食レストラン「Sushi To」(29/F, Soundwill PlazaII Midtown,1-29Tung Lung Street,CWB TEL: 2970-3218)をソフトオープンした。

ビクトリアハーバーが一望できるメーンダイニング

 29階のフロア全体を使う同店の店舗面積は6800スクエアフィート。ハーバー越しに向かい合って作られた座席もあるメーンダイニングは96人を収容する。10人用の個室も2つ用意した。店内には、入り口付近にすしカウンターと鉄板焼きカウンターを左右に配置。バーカウンターの目の前にはビクトリアハーバーが一面に広がる。

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 食材は日本から毎日直送される新鮮なものを使い、「鮮魚刺し身三種盛り合わせ」(320香港ドル)、「同八種盛り合わせ」(780香港ドル)をはじめ、単品でも刺し身や握りでオーダーできる。「マダイ昆布締め ミョウガと土佐酢ゼリー」(78香港ドル・2貫)や「炙(あぶ)り鹿児島産和牛 わさびと金三寺味噌」(188香港ドル・2貫)、ソフトシェルクラブ、マンゴー、トビコと日本のマヨネーズで仕上げたカリフォルニアロール「ドラゴンファイヤー」(60香港ドル・3貫)などの創作系もメニューに並べる。すしの大きさは香港の一般的なすし店で提供されるネタとシャリの大きなものではなく、日本のすし店で食べることができるサイズにしている。

 「当店はフュージョンではなく、コンテンポラリージャパニーズと呼んでほしい」とハーランシェフ。もともと和食を好み、長年、和食レストランを開きたいと考えていた。ハーランシェフの右腕となって同店で調理場を任されたのは前田典久さん。日本時代は自分の店を持ち、香港に来て4年。前職はアクアグループで働いた経歴を持つ。ハーランシェフは同店オープンに向けて昨年からいろいろな日本人シェフと会ったというが、「前田さんであれば、自分のアイデアを形にしてくれると感じた」と信頼を寄せる。

 例えば「北海道海鮮石頭鍋飯」(188香港ドル)は、ホタテやカニ、アサリやエビなどご飯の上に載った北海道の海鮮にテーブルでスープをかける。石焼き鍋に入っているため、音と煙のプレゼンテーションを楽しむことができるメニューだが、ハーランシェフから前田シェフへのリクエストは「ご飯は日本の海鮮を熱くボイルで」というもの。それを「洋食のパスタの作り方をイメージしながら、和食としても食べられる形に仕上げた」と前田さん。

 営業時間は、ランチ=12時~15時、ディナー=18時~23時30分(金曜・土曜は23時まで)。ハーランシェフは同ビルの最上階にも自身の手掛けるレストランを近々オープンする予定。