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香港ジョッキークラブ、日本をテーマにしたイベント開催へ

浴衣、酒、餅つき、太鼓、盆踊りなど日本の祭要素を盛り込んだイベントに

浴衣、酒、餅つき、太鼓、盆踊りなど日本の祭要素を盛り込んだイベントに

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 香港ジョッキークラブ(HKJC)は11月19日と26日、ハッピーバレー競馬場で「ターニングジャパニーズ(Turning Japanese)」と題したイベントを開催する。同競馬場で日本をテーマにしたイベントを開催するのは初めて。当日は場内JRA Cupも実施しながら、「日本を満喫できるイベント内容で演出する」という。

 同競馬場はギャンブル好きの中華系対策として造られたという一面がある。1844年に香港政庁は賭博を禁止する条例を制定するものの当然中華系の人の間では不満が高まり、その結果、賭博が地下化してしまった背景がある。政府は競馬場を設立し、政府公認のギャンブルの場所を提供することで中華系市民の不満の解消を狙った。加えて税収が入ってくるので政府にとっては理想的なものとなった。以前の香港は南の皇后大道(Queen’s Road)が海岸線だったこともあるため、同エリアは湿地帯、沼地が広がっていたため開発されておらず、香港島唯一の平らな場所だった場所を干拓し、埋め立てを実施。1846年にオープンした。

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 1周約1400メートルの芝コースで、1、2コーナーは緩いカーブで、3、4コーナーはきついカーブになっていて、直線は310メートルと短いのが特徴。そのため、先行馬、内枠が有利の競馬場として知られている。そのコンディションを理解している騎手も多いため、コーナーで良いポジションをとろうとして、内側の馬がほかの馬に包まれて前がふさがることもあり、馬の能力を出せないままレースが終わることも少なくないという。場内は競馬の博物館、中華レストラン、バー、ビアガーデンなども併設されており、プライベートパーティー、企業のパーティーなども頻繁に開かれ、今回は日本色を出したイベントに仕上げる。

 撮影ブースでは、レンタル浴衣を着て記念撮影することができる。餅つきコーナーも用意し、希望者は杵(きね)を持って餅つきを体験することができる。試食も可能だ。

 そのほか、和太鼓のパフォーマンスや日本の伝統の踊りも披露される予定。日本料理は日本人倶楽部の深田敬総料理長が担当する。そば(32香港ドル)、アスパラガスのベーコン巻き(45香港ドル)、黒豚串、牛タン串(各38香港ドル)、照り焼き牛、とんかつ(各48香港ドル)、チーズとカニの揚げ物(55香港ドル)、宇治金時と緑茶のプリン(28香港ドル)など、焼き物、揚げ物、麺類、デザートと種類も多く用意。酒とウイスキーがベースとなったカクテル2種類(各42ドル)も用意する。

 日本の伝統衣装などを着て「Happy Wednesday」と題したフェイスブックまたはインスタグラムに自撮り画像をアップロードした人の中から抽選で全日空にる東京行きの往復航空券が当たるプログラムも展開。

 開催時間は19時~。営業時間は17時15分~23時(レースにより異なる)。入場料は10香港ドル(18歳以上のみ入場可)。

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