香港に「TOPSHOP」、中華圏に初旗艦店-中国大陸展開を視野に

オープンは夕方17時。初の中華圏旗艦店を祝うため、オーナー、フィリップ・グリーンさんも来港

オープンは夕方17時。初の中華圏旗艦店を祝うため、オーナー、フィリップ・グリーンさんも来港

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 イギリス発のハイストリートブランド「TOPSHOP」香港1号店が6月6日、セントラル地区のクィーンズロード(56-65 Queen's Road Central, Hong Kong)にオープンした。中華圏初の旗艦店となる。

17時からのオープンを前に午後から人が溢れはじめ、一時は交通規制も

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 グランドオーブンは17時。昼過ぎから人が増え始め、時間がたつにつれてその数は増えていき、オープン時には500人以上の行列ができた。オープン初日は、少女時代のキム・ヒョヨンさんや台湾の人気女優・桂綸●(糸へんに侖、金へんに美)さんも駆け付け、オープンに花を添えた。

 同店には毎週300種類以上の新商品がイギリスから入荷する。事前予約で同社のスタイリングアドバイザーである「パーソナルショッパー」によるコーディネートのアドバイスなどを受けられ、VIPさながらのパーソナルショッピングサービスを受けることができる。

 店内は2フロア構成で、店舗面積は14000スクエアフィート(約1300平方メートル)。アパレルからシューズ、アクセサリー、コスメまでをそろえ、2階にはVIPルームを設ける。

 オープンに合わせて来港した「TOPSHOP」オーナーのフィリップ・グリーン(Philip Green)さんは「香港でのオープンは、今後のTOPSHOPのさらなるグローバル発展ための非常に重要なステップ」と話す。さらに、「ファッションを愛する、一人でも多くの人たちの刺激となるような商品を展開していくので、気軽に袖を通してみてほしい」とコメントし、「(提携先の)Lane Crawfordがもつ中国市場の知識を生かして、香港の顧客ロイヤルティーを高めていきたい」という。

 ロンドンのオックスフォードサーカスに旗艦店を構える「TOPSHOP」は1964年の創業以来、1994年の旗艦店開業を経て有名ブランドへと成長した。イギリス国内に319店舗、世界37カ国で137店舗を展開。100カ国以上にオンラインで商品を提供している。最近ではオーストラリアやブラジル、南アフリカのほか、極東への出店にも力を入れ海外展開を加速させている。

 香港市場では、人気セレクトショップ、レーン・クロフォード・ジョイス・グループ傘下のLAB Concept と提携し、中華圏を視野に入れて展開していく。

 今回のオープンにより、香港には「H&M」「FOREVER21」「ZALA」「UNIQLO」などのファストファッションはほぼ出そろったことになる。

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