毎年端午節(旧暦5月5日で今年は6月12日)の時期に香港各所で開催されているドラゴンボート・レースが最終幕を迎え、6月21日からは「香港国際ドラゴンボート・カーニバル」が尖沙咀東のビクトリアハーバー沿いで開催される。
中国建設銀行(CCBアジア)が主催する「CCB(アジア)香港国際ドラゴンボート・レース」には、世界各地から199チーム(163の香港ローカルチームと36の海外チーム)が参加を予定する。日本からは、昨年に続き、2012年度の長崎ペーロン選手権で県内トップとなったチームが「長崎市白龍(ペーロン)協会」としてエントリー。2012年の香港国際ドラゴンボート大会でインターナショナル・チャンピオンシップ、スタンダード・ボートの部グランドファイナルで総合8位を獲得している実力あるチームだ。
レースは、インターナショナル・グランド・チャンピオンシップ、インターナショナルレースなど20種類のカテゴリーに分かれて行う。スタンダード・ボートの部は500メートルのコースを、スモール・ボートの部は 250メートルと 500メートルのコースから選択可能。ハーバーフロントに用意された観客席から応援することもできる。
カーニバル最終日である23日には「セレブ・バスタブ・レース」を予定。香港の著名人、立法議員、香港ディズニーランドリゾートやオーシャンパークをはじめとした主要な観光スポットの代表者が参加するもので、思い思いのコスチュームを身にまとって2人1組でボートに乗り込み、100メートルを漕(こ)ぎ、速さや、ベストコスチュームを競う。
ドラゴンボート・レース会場に隣接する「市政局百周年記念公園」では「サンミゲルビールフェスタ」も同時開催。ステージでは連日、ライブパフォーマンスやビール飲み競争を繰り広げるほか、ドラゴンボートの体験ゾーンなども用意する。
ドラゴンボート・レースは6月21日12時~17時、22日9時~18時、23日10時~16時30分に開催。「サンミゲルビールフェスタ」は、6月21日~23日12時~21時30分に開催。入場無料。