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香港で「ねこ休み展」 海外初開催、香港の有名猫・クリーム兄貴の写真も

海外初となる「ねこ休み展」ランガム・プレイス会場

海外初となる「ねこ休み展」ランガム・プレイス会場

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 香港・旺角の大型ショッピングモール「ランガム・プレイス」(L4, Atrium, Langham Place,8 Argyle Street, Mong Kok)で7月26日、「ねこ休み展」が始まった。海外での開催は香港が初となる。

作品に夢中になる猫ファンたち

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 「ねこ休み展」は、人気の猫クリエーターが集結する合同写真・物販展で、2015年8月に東京でスタートした。日本各地を回り、これまでに20万人以上を動員している。今回の香港展では、日本人猫クリエーター14人の写真を展示している。

 会場は主に3つのエリアで構成され、室内でくつろぐ猫の何気ないスナップシーンを集めた「居家風」(家でのスタイル)、果物型やエッグタルト型など一風変わった帽子をかぶった猫が特徴の「飾物風」(かぶり物スタイル)、街を散歩する猫の写真を集めた「街頭風」(街角スタイル)の合計200枚以上の写真を展示している。

 居家風エリアでは、昨年インスタグラム猫アカウントランキングで2位を記録したアーティスト、Matsumotooooooさんの作品をはじめ、7人の猫クリエーターの作品が見られる。蛇口に顔をつけ水を飲もうとするもうまく飲めない猫の様子を捉え、「かけ流し猫」として有名になったMatsumotooooooさんの愛猫の写真は、日本の猫ファンの間で大きな人気となった。飾物風エリアには、飼い猫たちの抜け毛を集めて「抜け毛帽子」を作るクリエーター、Rojimanさんの作品も。今回の香港展のために作った「ドラゴン」「すし」「エッグタルト」の形をした抜け毛帽子も展示し、初日から来場者の注目を集めている。

 香港会場では、日本からの作品以外に特別に香港の猫写真家Basaさんによるコーナーも用意。尖東の商店「信和便利店」の看板猫として人気を集め、閉店に伴い昨年5月に惜しまれながら引退した「忌廉哥(クリーム兄貴)」の作品も多数紹介している。これまであまり公開されてこなかったクリーム兄貴引退後の様子を撮影した作品も見られることから、スマートフォンで撮影する来場者であふれている。

 そのほか、自分の飼い猫の写真を専用のマシンでプリントアウトし会場の一角に展示できるコーナーや猫グッズを集めたポップアップショップも。ポップアップショップでは、猫のダヤン、アランジアロンゾなどの日本のキャラクター商品のほか、クリーム兄貴のグッズも販売。7月29日には、「猫のダヤン」を主人公とした物語で知られる絵本作家、池田あきこさんのサイン会も行う。

 開催時間は11時~23時。入場無料。9月3日まで。

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