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香港で中秋節を象徴する伝統祭「大坑ファイヤー・ドラゴン・ダンス」

香港で中秋節を象徴する伝統祭「大坑ファイヤー・ドラゴン・ダンス」

迫力満点の香港のファイヤードラゴンダンス

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 中秋節を特徴付ける伝統的な祭りの一つ「大坑ファイヤー・ドラゴン・ダンス(舞火龍)」が10月3日~6日、香港島の大坑(タイハン)地区で開催される。最もにぎわう鑑賞ポイントは、同地区の浣紗街(Wun Sha Street)。

地元の団体がドラゴン制作の準備に

 現在の大坑地区は、村ではなく、流行のレストランや高級アパートメントが並ぶおしゃれな地域となっているが、浣紗街(Wun Sha Street)を練り歩くファイヤー・ ドラゴン・ダンスの伝統は、地区のお年寄りから若者世代にまで引き継がれている。この舞は、香港の無形文化遺産リストの重要項目に挙げられ、2011 年にはナショナルリストに登録された。

 大坑はもともと農民や漁民が住む小さな客家(ハッカ)の集落だったが、19世紀に疫病が大流行し、多くの住民が亡くなったことがあったといわれ、同地区の言い伝えでは村の長老に「中秋節の間、ファイヤー・ドラゴン・ダンスを踊って爆竹を鳴らせば疫病を追い払える」と仏陀(ぶっだ)からのお告げがあり、その通りにしたところ、爆竹と線香による硫黄のおかげで疫病が無くなったという言い伝えから続く伝統的な祭りだ。それ以降、大坑の住人は中秋節に3日間健康と村の繁栄を祈ってファイヤ ー・ドラゴン・ダンスを踊るようになった。

 100年以上引き継がれる中秋節の伝統の舞には、全長が約67メートルあるドラゴンが登場する。ドラゴンの体には藁(わら)と線香が取り付けられ、 32個の節があり、それぞれのパーツの総重量は 100 キロを超え、頭だけでも 48 キロほどもあるという。

 担ぎ手の一人、アラン・フォック(Alan Fok Chun-fung)さん(21)が最初にこの祭りに参加したのは14歳の時。幼いころからこの地区の上の階に住んでいたので、ファイヤードラゴンを上から見ていたと振り返る。若者たちへのアドバイスを行う81歳のパン(Pang Man-kan)さんは「若者が参加してくれるのはうれしい。最近ではこの地区に住む西洋人からも参加のオファーがあるほどで、われわれはこういった人たちを歓迎している」と続ける。「伝統的な祭りというより、この地区に住んでいるという感覚を持てることが僕にとっと重要」とアランさんはこの祭りの意義を語る。

 開催時間は20時15分~22時30分(最終日の6日は22時まで)。4日は特別ショーとして、同じプログラムをランタンの展示でにぎわうビクトリアパークで22時45分~23時30分に行う。ビクトリアパークのランタンカーニバルは4日~7日。

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