香港観光親善大使に任命されたEXILEのメンバーのうち、TAKAHIROさん、AKIRAさん、MAKIDAIさんの3人が香港の魅力を伝える活動の一環として4月2日、尖沙咀のハーバーシティーオーシャンターミナルに登場した。

点心づくりに奮闘するEXILEのメンバー

　同イベントは日本で放送予定のテレビ番組の収録を兼ねており、香港滞在の3日間、食や映画、ライフスタイルなどさまざまなアングルで香港の魅力を体験している。

　迫力あるパフォーマンスや、音楽活動だけでなく俳優業などでも活躍する多彩さが香港の活気や魅力の多様性と一致することから、香港政府観光局（HKTB）がEXILEを2014年の香港観光親善大使に任命したのは昨年11月。その具体的な活動の一つとして同イベントを開催した。

　冒頭のあいさつでTAKAHIROさんは「今回テレビ収録という形を通して体験できる香港の魅力を日本の皆さんに伝えたい」と話し、AKIRAさんは「香港映画も好きなので、今回の活動でそのロケ地などを回りたい」とも。MAKIDAIさんは英語であいさつし、「今回は悪天候で夜景が暗く残念だったが、次回は絶対に夜景を見たい」と強く語った。

　イベントのメーンコーナーとしてミシュラン星獲得レストラン「添好運」の麥佳培シェフの指導の下、春巻きとシューマイづくりに挑戦。シェフの手ほどきを受けながら、皮で具を巻いてせいろに並べるところまでを披露した。

　イベント終了後もメディアのインタビューに応じ、ATSUSHIさんが今年秋から開催されるドームツアーに出演しないと発表された報道を受け、香港メディアからの心配の声にTAKAHIROさんは「ATSUSHIさんに客観的な視点をもってEXILEを見てもらうことで、これからのEXILEにはプラスになる。責任は感じるがワクワクもしている」とコメントした。香港でのライブの可能性については、「香港で実施するという詳細は決まっていないが、われわれはライブを大切にしているのでいつかはやりたい」と意欲を見せ、「4月27日を皮切りに追加される新しいメンバーも含め、全員で香港に来たい」と語った。

　同イベントをはじめ、香港での滞在の模様は日本テレビ「ZIP」、フジテレビ「バイキング」でも放送される予定。