香港ディズニーランドは昨年発表していた夜のパレード「ディズニー・ペイント・ザ・ナイト(Disney Paint The Night)」を10月から始めると発表した。
魔法使いのミッキーが魔法のペイントブラシとイマジネーションでディズニーの夢の世界を描く内容。ティンカー・ベルの煌(きら)めくパワーを、ピクシー・ダストを使って表現する。さらに、ゲストが色を変えるなどインタラクティブな特殊効果が組み込まれているという。
パレードには「カーズ」の主人公ライトニング・マックィーンをはじめ、「モンスターズ・インク」のサリーとマイク、ティンカー・ベルやアリエル、ベル、バズ・ライトイヤー、ウッディなども参加し、メーンストリートUSA(Main Street, U.S.A.)で毎日開催予定。
年間入場者数740万人。中国本土客の影響もあり、売上高も利益も好調に推移する香港ディズニーランド。黒字化までに7年を要した同社だが、今年2月の発表では売り上げ、入場者数、ホテル占有率、来場者の消費額は4年連続で増加している。2013年度の売上高は15%増え、48億9,600万香港ドル(約646億円)、純利益は2憶4,200万香港ドル(約32億円)。
来年2015年に10周年を迎える同施設は2016年後半、「アイアンマン」をモチーフにディズニー初のマーベルのテーマエリア「アイアンマン・エクスペリエンス」を新設。現在稼働率94%を誇るホテルについては、2017年初旬、ディズニーハリウッドホテルと香港ディズニーランドホテルの間に750部屋の客室を備えた直営ホテルをオープンすることを発表している。総収容人数は1750室となる。